電波暗室改修及びシールド室
この装置について
IoT機器・生活支援ロボット・医療用電子機器等から発生する不要電磁ノイズの測定(EMI測定)や静電気・電磁界・雷サージ等の電磁ノイズに対する耐性試験(イミュニティ試験)を実施する実験設備です。この実験室では、内外の電磁ノイズを遮断し、歪のないクリーンな電源で試験を実施します。国の補助金(内閣府地方創生拠点整備交付金)により、電波暗室の電波吸収体交換、シールド室の増設および付帯設備の機能強化を行いました。
用途・特徴について
電波暗室は、国際規格CISPR32に対応した放射EMI測定、3次元アンテナ指向性測定などに対応しました。シールド室は2部屋となり、伝導EMI測定と各種イミュニティ試験を効率よく実施できます。ご利用方法
試験計測(依頼試験) , 技術開発受託(受託研究) で利用できます。*試験計測(依頼試験)の詳細についてはこちらをご確認ください。
*技術開発受託(受託研究) の詳細についてはこちらをご確認ください。
手数料または使用料NO.
この機器を使用した料金表の項目は以下の通りです。■ 料金表 (試験計測料金)
項目番号 | 項目 | 単位 | 手数料(円) |
---|---|---|---|
E1650 | 三次元アンテナ指向性測定 | 2時間まで | 45,210 |
E1660 | 三次元アンテナ指向性測定 1時間増 | 1時間増すごとに | 20,790 |
メーカー
日本イーティーエス・リンドグレン株式会社仕様
電波暗室(改修):日本イーティーエス・リンドグレン(株):3m法電波暗室
シールド室(増設):日本イーティーエス・リンドグレン(株):シールドルーム
3次元球面電波測定システム:日本イーティーエス・リンドグレン(株):2115CR、EMCenter、EMQ-100
導入年度
平成29年度- この装置に関連するお問い合わせ
- 担当:電子技術部 電磁環境グループ
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