塗る、刷る、printable!-進化するナノインクと先端デバイス技術
ー募集を終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございましたー
開催日時
平成30年 1月24日(水) 10:00~16:00
受講料
18,000円(消費税込)
募集人員
30名 先着順にて承ります。
このような方にお勧めします。
●エレクトロニクスデバイス、バイオデバイスの設計、開発、製造、実装などに携わる方
●印刷関連技術を半導体やセンサーなどの分野に応用したいとお考えの方
●ナノ粒子、ポリマー等を使った新素材開発に携わる方
●新しい電子材料の開発、製造に携わる方
●精密微細加工技術に携わる方
●表面処理、塗料などの開発、製造に携わる方
●自社技術をナノテク関連分野に応用したいとお考えの方・・・・・・・・など
講師
東北大学 多元物質科学研究所 蟹江 澄志氏
株式会社C-INK 金原 正幸氏
国立研究開発法人物質・材料研究機構 三成 剛生氏
会 場
かながわサイエンスパーク(KSP)内 研修室 (川崎市高津区坂戸3-2-1)
◆ JR南武線「武蔵溝ノ口」・東急田園都市線「溝の口」下車
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開催にあたって
室温で塗布し、乾かすだけで電気を通す、まったく新しい導電性材料。柔らかく、薄い基板上にも思いのままに電極や配線を描くことができます。本講座では、この材料の作り方、特徴、そして、印刷技術による高精度の配線技術について解説します。
小型化、軽量化の進むIT機器。膨大な量の情報を手軽にやりとりするためには、電子部品や材料をさらに安く、早く作る技術が必要です。水溶液から合成する”ナノインク”は、材料そのものの持つ性質や機能を活かすことにより、生産プロセスを簡単にする上、環境への負荷を低減できるのも大きな特徴です。
半導体分野の微細加工技術を応用した小型センサーや医療診断用チップの製造や、機能性に優れる超微粒子を合成する事例も増えてきました。一方で、厳密な空調管理や大型の設備、高額な装置の導入が必要な加工プロセスは、ナノテクノロジーの敷居を高くする要因の一つとも言えるでしょう。
本講座では、酸化物と金属、2つの特徴的なナノインクの特性をご紹介するとともに、実用化に向けた課題や装置化に必要な技術もお話しします。真空装置を使わず、既存技術の応用で実現できる”シンプルなナノテク”をお探しの方にも、ぜひお薦めしたい講座です。
カリキュラム内容と日程
講義時間 | 内 容 | 講 師 |
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10:00 ~ 11:30 |
「透明導電性ナノインク」の開発とその機能
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●透明導電性ナノ粒子の液相合成 |
東北大学
多元物質科学研究所 准教授 蟹江 澄志 氏 |
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12:30 ~ 13:40 |
「常温導電性ナノインク」の性能と応用
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●性能と特徴 |
株式会社C-INK
代表取締役 金原 正幸 氏 |
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13:55 ~ 15:05 |
印刷技術を使った電子回路の形成
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●プリンタブルエレクトロニクスの動向 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構
国際ナノアーキテクトニクス研究拠点 MANA独立研究者 三成 剛生 氏
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15:20 ~ 16:00 |
<実演と質疑応答> <実物展示> | |
「実際に塗って、通電してみる」 |
*やむを得ない事情により、日程・内容の変更や中止をする場合があります。
お申込みはこちら
下記申込要項をご覧の上お申込下さいますようお願い申し上げます。
- 申込締切後、受講決定者には受講票・受講料請求書等の必要書類をお送りいたします。
- 申込締切後でも、定員に余裕がある場合は申込を受付けられる場合がございますのでお問い合わせ下さい。
【個人情報の利用及び提供の制限】
- 申込書にご記入いただいた個人情報は、当所の事業等に関する情報の提供や参加者募集の案内等の範囲内で利用又は提供いたします。
- 個人情報は、取り扱い目的以外に利用したり第三者に提供することはありません。
主催
地方独立行政法人 神奈川県立産業技術総合研究所
後援・協賛(一部申請中)
(一社)日本印刷学会 (一社)エレクトロニクス実装学会 (一社)電子情報技術産業協会 (一社)電子情報通信学会 (一社)日本電子回路工業会 日本電子材料技術協会 化学とマイクロ・ナノシステム研究会 (一社)色材協会 (一社)触媒学会 (公社)精密工学会 (公社)日本材料学会 (一社)資源・素材学会 (公社)応用物理学会 (一社)高分子学会 (一社)電気学会 (公社)電気化学会 (一社)表面技術協会 (公社)日本表面科学会 川崎商工会議所 (公財)大田区産業振興協会 (株)ケイエスピー