「ダイヤモンドライクカーボン(DLC)膜を作る・使う・評価する― 成膜技術・応用領域・評価法」コース開講
終了しました。多数、ご参加いただきありがとうございました。
~その優れた特徴をものづくり技術に活かすために~
開講期間
平成23年7月28日(木) <1日のみの開催>
申込締切
先着順
定員
25名
対象者
企業、研究機関にご所属で、DLCの応用分野、最新技術開発動向について学習したいとお考えの方。硬質皮膜による表面処理、ナノスケールの微細表面加工、新しい機能性材料等の研究・開発・製造に携わる方。新たな機械加工技術や工具の開発などに携わる方。輸送機器や産業機器等の部品設計、表面処理加工技術の開発に携わる方。加工プロセスの環境負荷低減を検討している方。他に、マーケティング部門、マネージメント部門、知財部門、いずれに所属の場合も受講可能。
受講料(消費税込)
9,000円
お申込み
申込要項をご覧の上お申込下さいますようお願い申し上げます。
- 申込締切後、受講決定者には受講票・受講料請求書等の必要書類をお送りいたします。
- 募集人員を大幅に超えた応募があった場合は、選考させていただくことがあります。
- 申込締切後でも、定員に余裕がある場合は申込を受付けられる場合がございますのでお問い合わせ下さい。
【個人情報の利用及び提供の制限】
- 申込書にご記入いただいた個人情報は、当財団の事業等に関する情報の提供や参加者募集の案内等の範囲内で利用又は提供いたします。
- 個人情報は、取り扱い目的以外に利用したり第三者に提供することはありません。
ご好評につき定員に達したため、お申し込み受け付けは終了いたしました。
ありがとうございました。
開催にあたって
加工上のやっかいな問題は表面で発生します。摩擦、摩耗、潤滑、発熱を抑え、加工の精度や効率を高めるには、金型や工具、部品の表面のはたらきが大切です。硬度、摩耗性、耐熱性に優れ、機械部品の保護膜として需要が高まるダイヤモンドライクカーボン(DLC: Diamond-Like Carbon)膜。ガスバリア性や生体親和性も高く、プラスチック容器や医療器具などへの用途も広がりました。
この講座では、ダイヤモンドライクカーボン膜の成膜・プロセス技術と科学的性質、評価・分析方法、潤滑特性と応用可能性を中心に学習します。まず成膜技術では、DLC膜の作り方と特徴から、最近注目の「超硬質スーパーDLC」薄膜形成技術まで解説。次に、優れた膜の作成に欠かせない評価・分析技術を。そしてDLC膜を、どこに、どのように用いれば効果的か、自動車部品への適用事例などから説明します。
ものづくり技術は、製品の仕様に加え、製造プロセスでも環境への負荷を配慮する時代になりました。生産機械やエンジン内部の摺動部品、工具の性能向上は、省エネルギー・省資源につながり、結果的に高精度・高品位の加工を実現します。
実用性の高いDLC膜の作り方、使い方、評価法を理解し、一歩進んだものづくりに役立てたい方にお勧めしたい内容です。
カリキュラム内容及び時間割
講師 ①豊橋技術科学大学 電気・電子工学系 プラズマエネルギーシステム研究室
教授 滝川 浩史 氏
②株式会社不二WPC 技術部長 熊谷 正夫 氏
③神奈川県産業技術センター 機械・材料技術部 副部長 加納 眞 氏
2011年7月28日(木)
時間 | 演題 |
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11:00~14:00 |
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14:10~15:30 |
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15:40~17:00 |
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17:00~ |
KAST高度計測センターの見学 |
企画
神奈川県産業技術センター 機械・材料技術部/財団法人 神奈川科学技術アカデミー
主催
財団法人 神奈川科学技術アカデミー
後援
電気化学会 (社)電気学会 エレクトロニクス実装学会 応用物理学会 表面技術協会 神奈川県産業技術センター 川崎商工会議所
開催場所
かながわサイエンスパーク(KSP)内 研修室
(川崎市高津区坂戸3-2-1)
◆ JR南武線「武蔵溝ノ口」・東急田園都市線「溝の口」下車
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問い合わせ先
財団法人 神奈川科学技術アカデミー(KAST)
教育情報センター 教育情報グループ
TEL : 044-819-2033 FAX : 044-819-2097
E-MAIL : ed@newkast.or.jp