射出成形現象工学コース

開講期間
平成25 年11月13日(水)、22日(金)、29日(金)、12月6日(金)、13日(金)、 計5日間
申込締切
お申し込み受け付けは終了いたしました。
ありがとうございました。
募集人員
25名 (先着順)
受講対象者
日常的に射出成形過程の多様な成形現象に対峙し、現象の理解を深める必要に迫られる中級、上級の研究者・技術者、またはメーカー・ユーザーの方で、ある程度の工学の基礎を有している方。
開催場所
かながわサイエンスパーク(KSP)内 会議室
(川崎市高津区坂戸3-2-1)
◆ JR南武線「武蔵溝ノ口」・東急田園都市線「溝の口」下車
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◆ JR「新横浜駅」から「溝の口」行き直通バス「高津中学校入口」下車
東京大学生産技術研究所
(東京都目黒区駒場4-6-1)
◆ 京王電鉄井の頭線「駒場東大前」下車
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カリキュラム編成者からのメッセージ
「ものづくり工学」は加工現象の正確な把握から出発します。それは、定性的な把握から定量化、普遍化を経て予測技術へと結実し、さらには現象の制御・活用から新規技術開発へと導かれてきました。 このように出発点の加工現象が、ブラックボックスの闇の中に永く隠されていた加工技術に射出成形があります。そのため、主要なプラスチック成形法として確立されたかに見える射出成形も、経験とノウハウ主導の加工技術の域を脱しきれていませんでした。こうした闇の中の成形現象に光を当てようとする努力が近年地道に続けられ、最新の可視化、計測技術によって未解明現象が次第に解き明かされつつあります。
本コースは、射出成形現象の構成因子を整理・解明し、それらを体系化・普遍化する過程を通して、射出成形現象を工学体系の中に位置付けることを目指しています。すなわち、射出成形を構成する既存の工学体系と成形加工技術・ノウハウとを繋ぐ、「射出成形現象工学」ともいうべき工学体系を新たに提示しようと試みるものです。
日常的に成形現象と対峙し苦悶する方はもちろん、原点に返って成形現象を整理したい研究者・技術者にとって、大いに役立つものと期待します。また、最先端の実験解析データと豊富な可視化ビデオは、現象を明快に理解する手助けになるとともに、実験解析手法の進展を具体的に学ぶ絶好の機会になると確信します。
受講料 (消費税込み)
区分 | 全日程 | |
---|---|---|
A | 神奈川県以外の企業 | 80,000円 |
B | KAST法人賛助会員 | 64,000円 |
C | 神奈川県内中小企業 (事業所が神奈川県内にあり、資本金が3億円以下 または企業全体の従業員が300人以下である企業 ) |
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D | C以外の神奈川県内企業 | 72,000円 |
E | 神奈川県内在住で個人でお申込みの方 |
カリキュラム構成
カリキュラム内容と日程
日程 | 内容 | |
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11月13日 |
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基礎編:成形現象を理解するための基礎知識 金型編 (1): 可視化・計測技術総論 |
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東京大学 生産技術研究所 教授 横井 秀俊 | ||
11月22日 |
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金型編 (2):金型内成形現象Ⅰ |
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日本工業大学 機械工学科 教授 村田 泰彦 | ||
11月29日 |
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金型編 (3):金型内成形現象Ⅱ |
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東京大学 生産技術研究所 教授 横井 秀俊 | ||
★ 12月6日 |
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金型編 (4):超高速射出成形現象 加熱シリンダ編 (1):可視化・計測技術総論 |
見学:可視化実験設備 |
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東京大学 生産技術研究所 教授 横井 秀俊 | ||
12月13日 |
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17:10~18:10 |
加熱シリンダ編 (2):加熱シリンダ内現象Ⅰ 加熱シリンダ編 (3):加熱シリンダ内現象Ⅱ |
交流会 |
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東京大学 生産技術研究所 教授 横井 秀俊 |
*やむを得ない事情により、日程・内容の変更や中止をする場合があります。講義中の録音・写真撮影はお断りいたします。
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申込要項をご覧の上お申込下さいますようお願い申し上げます。
- 申込締切後、受講決定者には受講票・受講料請求書等の必要書類をお送りいたします。
- 募集人員を大幅に超えた応募があった場合は、選考させていただくことがあります。
- 申込締切後でも、定員に余裕がある場合は申込を受付けられる場合がございますのでお問い合わせ下さい。
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お申し込み受け付けは終了いたしました。
ありがとうございました。
主催
公益財団法人 神奈川科学技術アカデミー
後援 (一部申請中)
一般社団法人 型技術協会、一般社団法人 高分子学会、社団法人 日本合成樹脂技術協会、社団法人 日本レオロジー学会、社団法人 プラスチック成形加工学会、公益財団法人 大田区産業振興協会、川崎商工会議所、神奈川県産業技術センター、株式会社ケイエスピー