ダイヤモンドライクカーボン(DLC)膜を作る・使う・評価する

開講期間
平成25 年10月21日(月) 11:00~17:30
受講料
17,000円(消費税込み)
募集人員
30名
お申し込み受付は終了いたしました。
DLCの応用分野、最新技術開発動向について学習したいとお考えの方。
硬質皮膜による表面処理、ナノスケールの微細表面加工、新しい機能性材料などの研究・開発・製造に携わる方。
新たな機械加工技術や工具の開発などに携わる方。
輸送機器や産業機器等の部品設計、表面処理加工技術の開発に携わる方
加工プロセスの環境負荷低減を検討している方
会場
かながわサイエンスパーク西棟7階 709研修室
(川崎市高津区坂戸3-2-1)
◆ JR南武線「武蔵溝ノ口」・東急田園都市線「溝の口」下車
Mapはこちら
◆ JR「新横浜駅」から「溝の口」行き直通バス「高津中学校入口」下車
開催のご案内
ダイヤモンドライクカーボン膜の①成膜技術、プロセス技術と科学的性質 ②評価、分析方法、そして③潤滑特性と応用可能性を中心に学習する講座です。
まず成膜技術では、DLC膜の作り方と特徴から、最近注目の「水素フリーDLC」薄膜の形成技術と新しい用途を解説。次に、優れた膜の作製に欠かせない評価・分析技術を。そして高純度で生体親和性の高いDLC膜を精密加工技術との組み合わせによりステントに適用した事例を説明します。
DLCの利点を活かし、一歩進んだものづくりに役立てたい方にお勧めしたい内容です。
カリキュラム内容と日程
2013年10月21日(月) |
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日時 | 講義項目 | 担当講師名 |
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11:00~14:00 (昼休み1時間) |
![]() DLCの成膜・プロセス技術 |
豊橋技術科学大学 教授 |
「DLC膜はどのようなものか?
また、次世代の技術として注目の、真空アーク蒸着法スーパーDLC膜の特徴、作製技術、応用可能性を紹介します。さらに、微細加工技術への応用やシリコン基板上への成膜など、高純度で均一の極薄膜だから実現可能な用途の事例など、新しいトピックスもご紹介します。」 |
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14:10~15:30 |
![]() DLC膜の評価方法 |
株式会社不二 WPC |
「成膜後の評価は、機能性の向上や潤滑剤との相性、適用可能な素材の選択の指標に不可欠です。DLC膜の構造や組成、表面の様子をどのように観察するか?膜中の水素含有量や膜密度に関する適切な分析手法を紹介し、データから何を読み取るか、ノウハウとともに解説します。」 |
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15:40~17:00 |
![]() DLC膜の新たな用途と応用可能性 |
トーヨーエイテック株式会社 |
高硬度ですべりがよく、さびにくいDLC膜。どこに、どのようにコーティングすると優れた特性を活かせるか。摺動部品のコーティングで培った高精度の技術を、純度、生体適合性に優れ、厚生省の厳しい審査基準をクリアした独自のDLC膜で、血栓のできにくい「国産」ステントを開発した事例を紹介。高度な表面処理技術で切り拓く新たな産業分野と今後の技術課題を探ります。 |
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17:00~ |
KAST高度計測支援センターの見学 | |
*やむを得ない事情により、日程・内容の変更や中止をする場合があります。講義中の録音・写真撮影はお断りいたします。
お申込みはこちら
申込要項をご覧の上お申込下さいますようお願い申し上げます。
- 申込締切後、受講決定者には受講票・受講料請求書等の必要書類をお送りいたします。
- 募集人員を大幅に超えた応募があった場合は、選考させていただくことがあります。
- 申込締切後でも、定員に余裕がある場合は申込を受付けられる場合がございますのでお問い合わせ下さい。
【個人情報の利用及び提供の制限】
- 個人情報は、取り扱い目的以外に利用したり第三者に提供することはありません。
お申し込み受け付けは終了いたしました。
ありがとうございました。
主催
公益財団法人 神奈川科学技術アカデミー
後援・協賛 (一部申請中)
(一社)表面技術協会 (一社)電気学会 (公社)電気化学会 (公社)応用物理学会 (公社)精密工学会 (一社)エレクトロニクス実装学会 (一社)電子情報技術産業協会 (一社)日本生体移行学会 (株)ケイエスピー 神奈川県産業技術センター 川崎商工会議所 (公財)大田区産業振興協会