文部科学省 GRENE Project

開講日
平成26年7月22日(火) 10:00~16:20
23日(水) 10:00~16:10 2日間
※ 一日ごとの受講も可能です。
会場
早稲田大学 理工学部(西早稲田(旧・大久保)キャンパス)
55号館S棟2階 第三会議室 (新宿区大久保3-4-1)
◆ 最寄駅 副都心線 「西早稲田」駅に直結、
東西線 「早稲田」駅から徒歩22分
定員
★お申し込み受付けは終了いたしました。
このような方にご受講をお勧めします
これからマイクロ・ナノスケールの加工技術に取り組みたい
射出成形、めっき、印刷、精密測定・・・・自社の技術を、微細加工分野に活かしたい。またその可能性を探りたい
バイオチップや超小型センサーなどの開発に着手したい
マイクロ・ナノスケールの技術を改めて体系的に勉強してみたい
材料・計測機器・半導体関連・電子部品などの開発に携わる方・・・など
受講料
9,000円 (各日とも・教材費用を含む実費・税込)
開催にあたって
年々めざましい進化を遂げながら、実用化、製品化に結びつきにくいイメージがつきまとうMEMSやナノテクの技術。実はいま“小さな“ところから環境や人への「やさしさ」を実現する可能性に注目が集まります。
たとえば、白色LEDを使った長寿命の電球や発電床など、話題の「省エネ」、「創エネ」商品。分子の形状や原子の並び方まで、材料を精密に制御する技術が性能向上の鍵を握ります。また自動車には、ごくわずかな振動や温度変化などを感知する超小型センサーを搭載し、エネルギーの無駄遣いを減らす上、発電する試みも始まっています。
一方、一滴の血液で迅速に正確な検査ができる小型チップ、人体へのダメージを最小限に抑える極細の無痛針や特殊なメスなど、臨床現場で高まる新しい医療用機器への要望。製造工程を減らし、設備投資を抑え、既存技術の応用で早く、安く、高性能の製品を作るための工夫が必要になります。
本講座では、実用的な視点とともに微細加工技術の基礎を学びます。自社技術を活かし、これからの社会に貢献する製品の開発を目指す方にお薦めしたい内容です。
プログラム編成者インタビュー
ナノテク の開発動向やこの講座で学べることなどを編成者が紹介します。
早稲田大学 ナノテクノロジーリサーチセンター 関口 哲志 教授のインタビューを下 記からご覧いただけます。
別サイト(youtube)にリンクします。
音声が出ますので、ご注意ください。
カリキュラム内容と日程
7月22日(火) | ||
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10:00~ |
ガイダンス | |
早稲田大学 ナノテクノロジーリサーチセンター 教授 関口 哲志 氏 | ||
10:30~12:00 |
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自動車分野では環境、安全、利便をキーワードに制御の進化が継続している。制御の第1歩は状態のセンシングであり、 MEMS技術への期待は大きい。本講義ではMEMS技術の展開として、エンジン制御用圧力センサ、エアバッグ用加速度センサ、新たなアプリケーションとなるレーザレーダ、ヘッドアップディスプレイを紹介する。 |
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株式会社デンソー 基礎研究所 研究企画室 室長 竹内 幸裕 氏 | ||
13:30~15:00 |
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シリコン、ガラス等の硬い無機材料やプラスチック、ポリマー等の柔らかい有機材料の微細加工技術の最新事例を示し、その化学、バイオ、医療およびエレクトロニクス、エネルギーデバイスなどへの応用例を紹介する。 |
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早稲田大学理工学術院 電子光システム学科 ナノ理工学専攻 教授 庄子 習一 氏 | ||
15:20~16:20 |
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材料の微細な構造や形状を観察するための試料作りに用いていたFIB。SEMと一体化することにより、マイクロスケールでの三次元直接加工と観察を同時に行えるようになった。本講義では、FIBの基礎からFIB-SEMを使った応用までを紹介する。 |
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株式会社日立ハイテクノロジーズ 先端解析システム設計部 笹氣 正司 氏 |
7月23日(水) | ||
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10:00~11:00 |
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極小のものづくりでは、微細加工された基板どうしを精密に「位置合わせ」し「はりあわせる」技術が肝要になる。また |
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イーヴィグループジャパン株式会社 テクノロジー部 黒瀧 宏和 氏 | ||
11:20~12:20 |
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最近国内外で注目され、急速に用途が拡大している3Dプリンタについての現状としてプリンティング技術、プリント 材料の全体像を紹介すると共に、弊社が20年以上正規輸入代理店として販売しているStratasys(ストラタシス)社プログレード3Dプリンタの原理と特徴、ユーザー応用例、将来の展望を解説する。 |
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丸紅情報システムズ株式会社 製造ソリューション事業本部 モデリングソリューション技術部 DDM推進課 丸岡 浩幸 氏 | ||
13:50~14:50 |
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私たちのまわりに有る多くの電子機器は、半導体やフラットパネルなど薄膜を使った高度な部品により作られ、省エネルギー技術もその多くは薄膜により実現されている。ここでは薄膜の作成に必要な真空技術から成膜技術まで幅広く基礎的な解説を行う。 |
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アリオス株式会社 代表取締役 有屋田 修 氏 | ||
15:10~16:10 |
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微細モールドを使ってパターン形状を転写するナノインプリントは電子デバイス製造プロセスのコストダウンやデバイスそのものの高付加価値化を実現する技術である。本講義ではナノインプリントの基本的な原理や、アプリケーションへの採用例を紹介する。 |
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株式会社協同インターナショナル 電子部 大井 秀雄 氏 |
∗ やむを得ない事情により、日程・内容の変更や中止をする場合があります。講義中の録音・写真撮影はお断りいたします。
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ありがとうございました。
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