分光光度計による正反射率測定

紫外・可視・近赤外領域にわたって波長ごとに分けた光を照射し、材料の正反射(鏡面反射)スペクトルを測定します。可変角測定によって、入射・反射角は5度から70度の間で任意に変えられます。絶対反射率測定ですので、正確にミラーの反射性能を知ることができます。

【試験対象】
 ミラーなど鏡面性の高い材料

E2014:料金表番号E2013に対する追加の細目です。入射・反射角が大きい場合、2つの偏光成分を測定しないとミラーの反射性能を正確に評価できないことがあります。同一試料・同一測定条件で良い場合は、この項目により2検体分とならずに、試験費用を抑えてご利用いただけます。

E2015:料金表番号E2013およびE2014に対する追加の細目です。同一試料に対して入射・反射角を変えて評価したい場合は、この項目により試験費用を抑えてご利用いただけます。

E2017:料金表番号E2011~E2016の試験で得られた分光特性を使って、色度座標やLab値を求めて材料の色彩を数値化したり、太陽光に対する吸収・透過・反射性能を計算するオプションです。

料金について

料金表番号試験名単位料金
E2013分光光度計による正反射率測定(紫外・可視・近赤外)偏光子なしまたは偏光1成分の1試料1スペクトルにつき6,820円
E2014分光光度計による正反射率測定(紫外・可視・近赤外)追加(1)同一試料・同一条件で偏光1成分追加につき3,740円
E2015分光光度計による正反射率測定(紫外・可視・近赤外)追加(2)同一試料・同一条件・同一偏光成分で1角度追加につき2,090円
E2017分光スペクトルによる色彩・色度座標または太陽光反射率計算1スペクトル1解析につき440円

使用する機器について

この試験に使用する機器は以下の通りです。

担当部署

機械・材料技術部 ナノ材料グループ

分類

海老名本部 試験計測 | 材料や異物等の材質、成分、元素、物性の分析  | 分光光度計
  • この試験に関連するお問い合わせ
  • 担当:機械・材料技術部 ナノ材料グループ