示差走査熱量測定(DSC)

試料の温度変化に伴う熱の流出入(熱流束)を測定する試験です。試料に融解や結晶化といった転移が起こると熱エネルギーの吸収や放出が起こるため、転移温度や熱量などの情報が得られます。主に高分子材料の融解・結晶化転移温度やガラス転移温度の測定、熱硬化性樹脂の硬化反応挙動などの測定に用います。また、試料の比熱容量の測定も可能です。

【測定対象】高分子,有機,無機材料

料金について

令和6年4月1日に試験計測等料金が改訂されました。新料金表示の対応が完了するまではPDFファイル(試験計測等料金表(1MB))をご確認ください。
料金表番号試験名単位料金
E2432示差走査熱量測定(DSC)1測定につき16,280円
E2433示差走査熱量測定(DSC)液体窒素使用1測定につき21,890円
E2490試料調製(1)(切断,試験片作製等簡易な前処理)E2411からE2472に適用3,300円
E2491試料調製(2)(粉末化等困難な前処理)E2411からE2472に適用4,950円
E2492試料調製(3)(溶解,ろ過等複雑な前処理)E2411からE2472に適用7,260円

使用する機器について

この試験に使用する機器は以下の通りです。

担当部署

化学技術部 新エネルギーグループ

分類

海老名本部 試験計測 | 材料や異物等の材質、成分、元素、物性の分析  | 熱物性
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  • 担当:化学技術部 新エネルギーグループ