高速温湿度システム(熱衝撃試験機)
- この装置について
- 複数の素材で構成される電子基板等の製品や樹脂・金属材料等に対し、高温と低温の雰囲気を短時間で切り替えることで、急激な熱衝撃を与え、製品や材料の信頼性を評価する装置です。本装置は、テストエリアに高温空気と低温空気を交互に送り込んで熱衝撃を与えるため、供試材を移動せず試験が可能です。
〇主なスペック
・内容積 :70L(W 410mm×H 460mm×D 370mm)
・高温さらし温度範囲:+60~+200℃
・低温さらし温度範囲:-70~0℃
・予熱上限 :+205℃
・温度上昇時間 :室温→+200℃まで15分以内
・予冷下限 :-75℃
・温度降下時間 :室温→-75℃まで40分以内
・テストエリア耐荷重:30kg(等分布荷重)
- 用途・特徴について
- 電子基板等の、異なる素材で構成される製品や部材の温度変化に対する信頼性評価試験を行えます。
- 名称・型番について
- エスペック(株)製 熱衝撃試験機:TSA-73ES-W
- 利用するには
本装置は依頼試験や受託研究でご利用いただけます。詳細な利用方法については、担当までお問合せください。
- 【問い合わせ先】電子技術部 電子システムグループ