LC/MS/MS(リチウムイオン電池電解液評価分析システム)
この装置について
水や有機溶剤に溶解している有機成分を分離して、定性分析、定量分析を行う装置です。 従来の液体クロマトグラフでは、分離した成分の化学構造に関する情報を得ることが困難でしたが、本装置は、有機物の分子量を手がかりにして、分離した成分の化学構造について調べることができます。
用途・特徴について
この装置は、UPLC と呼ばれる、短時間で成分を分離できる高速液体クロマトグラフ装置と、分子量を高い精度で測定できる飛行時間型質量分析器から構成されています。 また、本装置は、リチウムイオン電池電解液の分解生成物の分析データベースを備えています。当研究所では、リチウムイオン二次電池電解質の劣化挙動や食品加工時の成分の変化等の用途を中心に、この装置を様々な形で企業支援に役立てていきます。
ご利用方法
試験計測(依頼試験) , 技術開発受託(受託研究) で利用できます。*試験計測(依頼試験)の詳細についてはこちらをご確認ください。
*技術開発受託(受託研究) の詳細についてはこちらをご確認ください。
手数料または使用料NO.
この機器を使用した料金表の項目は以下の通りです。■ 料金表 (試験計測料金)
項目番号 | 項目 | 単位 | 手数料(円) |
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E2290 | 液体クロマトグラフ-質量分析(飛行時間型) (分析条件検討を含まない) | 1試料1成分につき | 43,450 |
E2291 | 液体クロマトグラフ-質量分析(飛行時間型) (簡単な分析条件の検討) | 1試料につき(E2290に適用) | 23,100 |
E2292 | 液体クロマトグラフ-質量分析(飛行時間型) 定性分析1成分増 | 1成分増すごとに | 4,070 |
E5091 | 遊離アミノ酸組成分析 | 1試料につき | 38,940 |
メーカー
日本ウォーターズ株式会社型番
XEVO G2 TOF導入年度
平成24年度- この装置に関連するお問い合わせ
- 担当:化学技術部
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