JIS R1757/ISO 19652に準じたアセトアルデヒド分解性能試験

川崎技術支援部
溝の口
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JIS R1757/ISO 19652に準じたアセトアルデヒド分解性能試験が実施可能です。

方法

  1. 0.5 L反応器内に光触媒試料を設置し、反応器内を純空気で置換後、初期濃度100±5 ppmになるようにアセトアルデヒドガスを導入。
  2. 反応器の石英窓を通して、試料に紫外光(1.0 mW/cm2)を照射。
  3. アセトアルデヒドおよび二酸化炭素の濃度を光音響マルチガス分析器で60分間測定。
(図)アセトアルデヒド分解性能試験の概要

図1.アセトアルデヒド分解性能試験の概要

分析事例

市販のTiO2スラリーを用いてガラス基板上にスピンコートでTiO2薄膜を作製しました。

(グラフ)アセトアルデヒド分解性能試験の分析事例

図2. アセトアルデヒド分解性能試験の分析事例

アセトアルデヒドの分解量の約2倍の二酸化炭素が生成されました。導入したアセトアルデヒドのほとんどが二酸化炭素まで完全分解されたと考えられます。

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使用機器

光音響マルチガス分析器

料金

NO. 項目 単位 料金
K161925-01 その他光触媒性能試験 1時間につき 7,150円
アセトアルデヒド分解性能試験を実施した場合は上記料金表の「その他光触媒性能試験」が工数に応じて積算されます。
詳しくは無料技術相談フォームからお問合せください。

ご利用方法

依頼試験(KISTEC事業名:試験計測)、委託受託(KISTEC事業名:技術開発受託)で利用できます。