ネットワークアナライザ測定(マルチポート)

電子技術部
海老名
  • 電磁環境・EMC
  • 電気・電子製品
  • #高周波特性評価

4ポートのベクトル・ネットワーク・アナライザ(VNA)にスイッチマトリクスを組み合わせることで、最大18ポートまでの反射/伝送特性解析が可能です。

【試験対象】
電子部品・電子回路(マルチポートデバイス)
差動信号ケーブル(USB3.0ケーブル 3組のツイスト・ペア線:12ポート必要、LANケーブル 4組のツイスト・ペア線:16ポート必要)
 ※VNAと接続するためのSMAコネクタ付き測定治具をご用意ください。

【測定周波数】
 Sパラメータ:シングルエンド 10MHz~8.5GHz 
 ※最大18ポートまでのシングルエンドSパラメータが取得できます。
  最大4組までの差動配線のミックスドモードSパラメータが取得できます。

測定項目1(周波数領域の測定)

  • 最大18ポートのシングルエンドSパラメータ測定
    • 反射特性:リターンロス、VSWR、インピーダンス など
    • 伝送特性:挿入損失、減衰量、位相特性、群遅延、クロストーク など
  • 最大4組のツイスト・ペア線のミックスドモードSパラメータ測定(差動/同相)
     差動配線に対応した評価が可能です。
    • 差動/同相の伝送・反射特性、クロストーク測定:Sdd_m-n、Scc_m-n(m,n=1,2,・・・,8)
    • コモンモード ⇔ 差動モード変換量:Scd_m-n、Sdc_m-n(m,n=1,2,・・・,8)
    • 差動信号のバランス特性評価

測定項目2(時間領域の測定)

 ※時間領域の測定は、実測したSパラメータ(周波数領域のデータ)からフーリエ逆変換で算出するため、最低周波数10MHzにより配線長に制限があります。
 ※長さ5mを超えるケーブルや測定精度を要求する場合は、通常の4ポート構成での測定となります。

  • TDR測定(時間領域反射測定) 
    • 特性インピーダンス
    • 断線・不連続箇所の位置特定
  • TDT測定(時間領域透過測定)
    • 配線間のスキュー(信号遅延差)測定 
  • アイパターン解析(シミュレーション) 
     高速データ伝送の品質を評価します
    • アイ開口評価(振幅・時間マージン)
    • ジッタ、ノイズの影響確認
    • 信号補正機能:プレエンファシス、イコライザなど対応
    • 対応信号形式:NRZ、PAM4、PAM8など

出力データ形式

  • CSV
  • Touchstone形式(s1p、s2p、s3p、s4p、・・・、s18p )
  • 画像形式(BMP、JPG等)
  • PDF

 ※Touchstone(タッチストーン)形式のデータは、回路シミュレータや電磁界シミュレータでの解析にご利用いただけます。

主な用途

  • LANケーブルなど多芯信号ケーブルの反射・伝送特性評価、クロストーク評価
18ポートVNAによるLANケーブルの特性評価
左:18ポートVNA、右:LANケーブルと測定治具(SMAコネクタ⇔RJ-45コネクタ)

使用機器

ネットワークアナライザ(回路定数・測定解析システム)

料金

NO. 項目 単位 料金
E161001-01 ネットワークアナライザ測定(マルチポート) 1測定につき  11,440円

担当部署

電子技術部 電磁環境グループ