2026年7月9日
立位機能計測装置StA²BLE(ステイブル)に用いる指尖振動デバイスの開発
UNTRACKED 株式会社、横浜国立大学、KISTEC 情報・生産技術部
社会的な背景として、高齢者の転倒事故からの要介護の増加、仕事中の転倒転落事故による労務災害の増加があります。これらを防ぐためには、身体機能の衰えや感覚機能の衰えを定量的に計測して検査し、転倒するリスクを立位年齢Ⓡとして評価して、個々に対応したトレーニング方法の導入が有効となります。
UNTRACKED 株式会社は、立位機能計測装置であるStA²BLE を開発し、立位年齢Ⓡの評価を行っております。StA²BLEデバイスの構成は、手の指先に装着する振動デバイスと手首に固定するバッテリーを含んだ制御回路で双方は細いケーブルで接続されています。評価の実施時において、連続稼働時間が短いという問題が発生したため、StA²BLEデバイスを省電力化することが課題になります。さらに小型化により、指先だけの装着を目指しています。
初年度は、ピエゾ素子への置き換えを検討し、解析及び評価を行いましたが、十分な振動を得ることが出来ず、従来の振動素子を使用することとなりました。2 年目は、制御回路を小型化することにより消費電力を抑えて連続稼働時間の増加を目指し、現状品の基板サイズの76%削減と5 倍の連続稼働時間を達成しました。3 年目は、小型基板を指先へ装着するケースを作成し、製品化に向けての試作品が、完成しました。
