子ども向けイベント

青少年に人気のあるロボットのプログラミングなどの実験教室を通して、子どもたちに科学技術への興味・関心を持ってもらい、理解を深めます。環境、宇宙・天文、ロボット、ナノの世界、バイオ・医療など科学技術のトピックスを実験しながら身につけます。

ぼく、
りかすとん!
みんなといっしょに
かがくのべんきょうが
できるのをたのしみ
にしているよ!

りかすとん
の紹介

子ども向けイベント

詳細内容

テーマ 2019年度第3回KISTEC理科実験室
「触覚×講談で生き生きと伝えよう ―伝わる科学×伝わる技―」
開催日時 2020年1月18日(土)
(1回目)13:30-14:50
(2回目)15:30-16:50
講師

渡邊 淳司先生

NTTコミュニケーション 科学基礎研究所 上席特別研究員

 
神田 山緑先生

講談師 2018年真打昇進 NHKカルチャー講師

開催場所 サンピアンかわさき(川崎市立労働会館) 川崎市川崎区富士見2-5-2

●電車 JR川崎駅・京浜急行川崎駅から徒歩約20分、京浜急行大師線港町駅から徒歩約11分
●バス JR川崎駅・京浜急行川崎駅下車

    川崎駅東口バス乗り場より、川崎市営バスもしくは川崎臨港バス乗車

    市営埠頭行・水江町行・塩浜行など

    「労働会館前」下車所要時間5~10分バス停より徒歩すぐ

※お車での来場は、ご遠慮ください。
対象 小学4年生~中学2年生
  • コミュニケーションでは触覚も役割を果たします。初めて会う人に自己紹介してみましょう。ちょっとドキドキ、そのドキドキを、自分の胸にあてた聴診器から、相手が手に持った器械にうつして伝えます。

  • 触覚についてわかってきたところで、実験室は急展開。今度は講談の練習です。言葉に気持ちが入ってくると、ハリセンを打った時に音が違ってきます。

  • 次は、触覚で講談を伝えてみましょう。題材は「桃太郎」。触覚情報を出す部分にシールを貼って、触覚で伝える・伝わるための道具を探します。

  • 最後にグループごとに講談の発表をして、先生方に一言ずつコメントをいただきました。

コミュニケーションでは、「何を」「どうやって」伝えるかが大事だね。相手に触覚で伝わるように気を付けると、言葉だけよりも、もっといろいろな気持ちを伝えることができそうだよ。言葉に気持ちを込めることも忘れないでね!

 今回の理科実験室では、触覚について研究されている渡邊淳司先生と、講談師の神田山緑先生のお二人に講師をお願いしました。
はじめに、渡邊淳司先生からコミュニケーションと人間の五感についてお話がありました。視覚、聴覚、味覚、嗅覚、そして触覚です。私たちは普段、この五感をはたらかせてコミュニケーションを図っています。目には見えない触覚も、相手とのやりとりに大切な役割を果たしているんですね。
 そこで触覚での自己紹介。相手に箱型の器械を持ってもらい、自分の胸に器械からつながった聴診器を当てると、相手の持つ器械に心臓の鼓動が伝わり、「ドキドキ」を触覚として受け取ってもらえるもの。箱から伝わる鼓動に、みんなビックリです。
触覚についてわかってきたところで、実験室は急展開。今度は講談の練習です。講談師・真打の神田山緑先生は、言葉で伝えるプロフェッショナルです。言葉に気持ちを込めることが大切だと教わりました。練習を進めるうち、だんだん気持ちを込めることができるようになって、ハリセンの音がひときわ元気に響きました。
 習ったばかりの触覚と講談を組み合わせて、今度はオリジナルの講談づくりに挑戦です。「桃太郎」のお話に、触覚で伝えるための道具を組み合わせます。机の上には、ペットボトル、ビー玉、そろばんなど、様々な道具が…。お話の中で自分が強調したい言葉の横にシールを貼りながら、道具を選びます。最後はグループごとに講談発表。
 これで全員が立派な“触覚講談師”になりました。みなさまのご参加、ありがとうございました。

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