子ども向けイベント

青少年に人気のあるロボットのプログラミングなどの実験教室を通して、子どもたちに科学技術への興味・関心を持ってもらい、理解を深めます。環境、宇宙・天文、ロボット、ナノの世界、バイオ・医療など科学技術のトピックスを実験しながら身につけます。

ぼく、
りかすとん!
みんなといっしょに
かがくのべんきょうが
できるのをたのしみ
にしているよ!

りかすとん
の紹介

子ども向けイベント

詳細内容

テーマ 令和2年度 第2回理科実験室
「アンモナイトのかたちのひみつ~巻貝と比べてみよう~」
開催日時 2020年11月21日(土)
第1部: 10:00 ~ 11:30
第2部:13:30 ~ 15:00
講師

あの手この手で、 巻貝を観察しますよ!

田口 公則 氏

神奈川県立生命の星・地球博物館
主任学芸員

開催場所 かながわサイエンスパークKSP東棟2階 201室
(川崎市高津区坂戸3-2-1)
対象 小学4年生~小学6年生
  • 田口先生は、様々な貝の化石を研究されていらっしゃる貝の専門家です。

  • 普通はなかなか触ることができない標本をじっくり観察することができました。

  • 巻貝を壊さないで中の構造を確かめるために、小さな金属球を入れて、磁石につけながら動かし、どこまで進むか試しました。

  • オウムガイの殻と巻貝をカットした標本を手に取り、実際に中の構造を確かめました。作成中のアンモナイトのレプリカも見えます。

古生物などの研究について、「過去を知ることで、これから未来で起こることを予想することができます。」という田口先生の言葉が心に残ったよ。

 第2回KISTEC理科実験室の講師は、神奈川県立生命の星・地球博物館の主任学芸員 田口 公則 先生です。最初に、アンモナイトの化石の標本が配られ、実際に触らせてもらいました。田口先生は、常に子ども達に問いかけながら、講義を進められていました。「アンモナイトの形はどうですか?」「うずまきの模様がある。」「真ん中が少しくぼんでいます。」それが次のステップにつながっていきます。巻貝の構造についての検証では、先の方まで空間があることが分かりました。次に登場した標本は、アンモナイトによく似ているオウムガイの殻でした。オウムガイの殻に指を入れてみると、巻貝とは違って壁があり、奥までつながっていません!オウムガイの殻の中はいくつもの部屋に分かれているのです。最後に巻貝とオウムガイの殻を水の中に入れる演示実験です。巻貝は沈みますが、中に部屋があるオウムガイの殻は浮かびました。オウムガイは、殻の中の部屋の空気を調節して、浮いたり沈んだりするのだそうです。
 アンモナイトはすでに絶滅していて、正しい体の形や中の構造は一部しか分からないけど、よく似たオウムガイを使って検証していくことを学びました。参加者の子ども達から「分からないことがあった時は、他のものを使って考えてみるという方法をあることを知りました。」という感想が得られました。

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