金属を溶かし風鈴を作る、その過程を学ぼう。

なるほど！体験出前教室

将来の科学技術やものづくりをになう子どもたちに理科に親しんでもらうため、神奈川県内の研究者や技術者などが、神奈川県内の小・中学校や特別支援学校で、体験型の授業を実施します。

りかすとんのサイエンス広場
なるほど！体験出前教室
金属を溶かし風鈴を作る、その過程を学ぼう。

なるほど！体験出前教室

詳細内容

テーマ	「金属を溶かし風鈴を作る、その過程を学ぼう。」
開催日時	2023年1月18日(水)
講師	上島　国澄　さん
開催場所	川崎市立中央支援学校分教室
対象	高等部３年　22名

小田原風鈴と呼ばれています。銅と錫の配合にこだわって製作された、まさに芸術品です。
風鈴づくりを体験しました。砂型からハンマーでたたいて風鈴を外します。非常に高温ですので、やけどには十分に注意しています。

砂型から風鈴を上手に外せたときは、生徒さんも嬉しそうでした。展示では、人が非常に快く感じる周波数だという小田原風鈴の音色を楽しみながら、表面に現れる美しい焼き色にも見入っていました。

現代に蘇った伝統技術を、講師が独自に発展させて、他にない技術として確立－神奈川のものづくりを学ぶ授業です。講師の上島さんは小田原で風鈴などの鋳物を製作されています。移動式の炉は、この出前教室のために講師が手作りしたものです。生徒さんは砂型に鋳込みされた風鈴を外す作業を体験しました。固まった状態とは言え、大変な高温ですが、「やってみたい人」の声掛けに、元気に女子生徒さんも手を挙げて下さいました。生徒の皆さんは皮手袋をはめ、慎重に風鈴を外す作業をしてくれました。

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