KISTEC
おもちゃレスキュー

KISTECの職員が、分析の⾒かた、考え⽅を楽しいプログラムを通して紹介します。


あれ、このおもちゃ、遊べない!こわれている?
皆さんは、こわれたおもちゃをどうしていますか?こわれたおもちゃの「見かた」を一緒に考えてみよう!プロはどんな風に見ているかも紹介します。
KISTECおもちゃレスキューにみんなも参加してね。

令和3年度おもちゃレスキュー 実施報告

会場:かながわサイエンスパーク 709会議室(ホテルKSP

会場の様子

令和3年度おもちゃレスキュー写真 令和3年度おもちゃレスキュー写真
保護者の方と一緒に、問題のある個所を探してもらい
ました。このショベルカーは簡単な作りですが、問題
個所を見つけるのは案外難しいですよ。
こちらは電池で動く馬のおもちゃについて、問題の
ある個所を見つけた人に発表していただきました。
皆さん、立派な発表姿でした。
R3年度 おもちゃレスキュー写真 R3年度 おもちゃレスキュー写真
保護者の方と、設計書とおもちゃを相互に見ながら
確認中。動かない個所が直せたら、動作確認まで行い
ます。動くようになったらとても嬉しいですね。
最後にKISTECで実際に分析に使用
されている装置でおもちゃを見ています。
目で見ることと装置で見ることの違いを感じて
もらえたでしょうか。

<おもちゃレスキューのねらい>
「こわれたおもちゃ、どうしていますか?」の問いかけから始まる、オリジナルプログラム『KISTECおもちゃレスキュー こども救急隊・こども鑑識隊』を実施しました。KISTECが専門としている計測・分析の仕事を疑似的に体験します。職員が講師となって、KISTECが持つ分析スキル、分析装置を紹介し、学びながら職業としての分析の魅力に触れてもらうことを狙いとしています。

<子どもたちが取り組むミッション>
子どもたちのミッションは、おもちゃを題材に、あらかじめ手を加えられた不具合(故障)箇所を発見すること。複雑な装置を用いて、操作に熟練の技術や専門知識が必要な分析も、一番の基本は「5感を使った観察」という考えから、実際のものをよく見て、触って確かめてもらうことをテーマにしています。作りはシンプルでも、不具合個所を見つけるのは案外難しいもの。正常に動くおもちゃと見比べたり、職員からヒントをもらったりしながら進め、分かった人はカルテに記入したり(救急隊)、パーツを取り換えて動作確認を行ったり(鑑識隊)しました。

<プロの見かたを体験 おもちゃを分析装置で見ます>
不具合箇所を発見する面白さを体験してもらった後は、マイクロフォーカスX線検査装置、硬さ試験機の分析装置実演を見学。本格的な装置を前に、子どもたちは熱心に職員の話に耳を傾けてくれました。これからも分析の仕事について、おもちゃレスキューで魅力を伝えていきたいと思います。

KISTEC地方独立行政法人
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科学技術理解増進事業のご紹介

~次世代を担う地域の青少年の育成を目指して~

知識豊かな地域の産業人材育成を目指し小学生から社会人までを対象に、
実験や体験を主体とした優れた科学技術プログラムを提供しています。

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