単結晶Si太陽電池とアモルファスSi太陽電池の比較
太陽電池は全ての波長の光を均等に電気に変換できる訳ではありません。
分光感度測定装置を使用すれば、太陽電池がどの波長の光を電気に変換しているのかがわかります。
比較したのは単結晶シリコン太陽電池(c-Si)とアモルファスシリコン太陽電池(a-Si)です。
c-Siは屋根に置いてあるソーラパネルに多く使用されているもので、一方a-Siは電卓や腕時計に使用されている太陽電池です。
使用機器
分光感度測定装置 分光計器株式会社 CEP-2000MLQR
![c-Siセルの相対分光感度](/kistec-manage/wp-content/uploads/KD3PF604_001.png)
![a-Siセルの相対分光感度](/kistec-manage/wp-content/uploads/KD3PF604_002.png)
![](/kistec-manage/wp-content/uploads/KD3PF604_003.png)
a-Siに比べてc-Siの方がより広い範囲を電気に変換できること、特に長波長の光に対して有利なことがわかります