RoHS/REACHに対応する自律的マネジメントシステムの構築コース(予備)

日程 定員(先着順)
初級編 平成29年7月24日(月) 70名
応用編 平成29年11月22日(水) 40名
実践編 平成29年12月20日(水)、21日(木) 15名

 対象

全体

企業における化学物質規制対応の実務担当者、社内教育、情報伝達の担当者

初級編

・本質を理解しないまま実務対応に追われている担当者
・法規制の仕組みを整理したい新任担当者
・これから自社で取り組みを始めたい方など

応用編

・過去に本講座を受講したことがある方
・一定レベルの知識を有する方
・実務経験者

実践編

・実務担当者(原則として、初級編、応用編の受講者)

会場

かながわサイエンスパーク内 講義室
(川崎市高津区坂戸3-2-1)
◆JR南武線「武蔵溝ノ口」・東急田園都市線「溝の口」下車
◆JR「新横浜駅」から「溝の口」行き直通バス「高津中学校入口」下車
>> Mapはこちら

受講料(税込み)

一般 神奈川県内中小企業

左記以外の神奈川県内企業
神奈川県内在住の個人の方

初級編 1,000円
応用編 6,000円
実践編 39,000円 31,200円 35,100円
全コース 42,000円 33,600円 37,800円

*神奈川県内中小企業とは・・・
本社または事業所が神奈川県内にあり、資本金が3億円以下、または企業全体の従業員数が300名以下の企業

●全コース料金のおすすめポイント●
*1つずつお申し込みいただくより、4,000円お得です。
*社内の方でしたら、各回、受講者が変わってもOK。(例:初級編は新任の方、応用編は中堅の方など。)
*応用編・実務編のみのご受講でも、全コース料金の方がお得です。欠席された回の資料を差し上げます。

企画・編成

一般社団法人 東京環境経営研究所 理事長
一般社団法人 産業環境管理協会 技術参与
中小企業診断士 環境計量士 松浦徹也

KISTEC

カリキュラム編成者からのメッセージ

EU RoHS指令やREACH規則の要求事項は変化しています。EUを先行モデルとしているアジア諸国も規制強化をしてきており、EU同様に要求事項は改定されています。これらの変化、変更は時期や内容が異なり、企業はその対応に追われています。現状では、変化に如何に早く対応するかが企業のプレゼンスとして、大手企業を中心に競って早い対応をしています。これで良いのか、どこまで厳格に行うのか、EUだけから全世界対応が現実的要求になり、担当部署だけで解決できるか、などなどの課題が顕在化してきていると思います。

「法規制の変化は止まらない」だから大変とされています。しかし、企業は、商品やサービスの競争力などの経営環境は日々の変化があり、この変化は当たり前のこととして、対応しています。「法規制の変化」もまた、経営環境、市場環境の一つの変化であり、特別視するものではありません。ただ、この変化が従来と異なる「化学」「海外規制法」であり、経営層は対応を避けて担当任せにしている例が多く見受けられます。ここが課題ともいえます。

経済産業省の報告書を見ても、「海外規制法」対応には多くの工数や費用を投入しています。法規制の本質を知り、知恵を出し、自社の通常のマネジメントシステムに統合することで、効率的な仕組みができると思います。RoHS指令施行から10年を超えて、本講座も今年は11年目です。これまでの受講者の皆様のご要望、ご期待を大事にしながらも、新たな潮流を見据えて、受講者の皆様の所属する企業の期待に応えられる講座を目指したいと思っております。

 今年度も、企業において求められる担当者の育成を支援いたします。「基礎知識を持ち」「本質を理解し」「変化を知る」ことは、担当者が自ら考えられるようになるために必要なスキルです。講義と演習を通して、リスクマネジメントに必要な判断力を養います。最終的には、法規制の変化に揺り動かされることがないリスクベースの自律的マネジメントシステムを構築し、運用することが目的です。

入門編では、本質を理解しないまま日常業務対応に追われている担当者や法規制の仕組みを整理したい新任担当者を対象とします。副読本を充実させて、講座は基本的な考え方、本質をご説明するに止めて、典型的な疑問(FAQ)や事前質問などで、ディスカッションを通して理解を深めるようにします。

応用編では、顧客から問い合わせが多いEU以外のアジアなどの規制動向の解説と法規制の基本のリスクとリスクマネジメントについて、ディスカッションで考えていただきます。

実務編は、リスクベースでのマネジメントシステムの構築、既存マネジメントシステムの統合の進め方を説明します。リスクマネジメントシステムを構築するうえで、必要となる法規制、情報伝達スキーム(ケムシェルパ)やCEマーキングの技術文書の概要などをご説明します。また、自社システムを構築するうえで、他社の考え方を知りたいものです。先行企業の事例発表や事例検討などで、自社の取り組みを具体化していただけるようにします。

初級編、応用編、実務編は関連していますので、連続して受講することをお勧めします。各講座ともに、質疑応答、個別相談の時間も設けておりますので、技術・経営の両面から専門家のアドバイスを受けられます。多数のご参加をお待ちしております。

カリキュラム内容と日程

【初級編】 7/24(月)13:10~17:00

テーマ『法規制の本質を知る』

ねらい:これまでの知見のブラッシュアップ、新任担当者の基礎教育を目的としています。新たな情報提供より、EU RoHS指令、REACH規則などの主要法規制の本質を理解することを重視します。FAQを通して、具体例で解釈していきます。

内容:EU RoHS指令、REACH規則を中心に解説します。中国など関連する法規制の概要は、副読本(基礎編)で情報提供をします。RoHS指令、REACH規則の本質を理解するために、FAQや受講生から募った質問など、身近なテーマでディスカッションを行ないます。

全体プレ講座

13:10~13:15

オリエンテーション

 
13:15~14:15

EU REACH規則の基礎

(一社)東京環境経営研究所

中小企業診断士 林 譲 氏

14:15~15:00

FAQによるディスカッション

15:15~16:15 EU RoHS指令の基礎

(一社)東京環境経営研究所

中小企業診断士 松浦 徹也 氏

16:15~17:00

FAQによるディスカッション

終了後

個別相談会(事前申込要)

【応用編】 11/22(水)10:00~17:00

テーマ『海外法規制への企業対応のポイント』

ねらい:海外法規制の最新動向を把握し、対応するためのリスクマネジメントの考え方を学びます。グループ演習では、日常的な運営、判断場面においてリスクベースでの対応が行えるように従来の発想、考え方を払拭し、法規制の現実的な解釈や他社の価値観を理解できるようにします。

内容:EU RoHS指令、REACH規則の動向やアジア、アメリカ等の規制動向を解説します。化学物質規制法の基礎であるリスクの考え方、リスクマネジメントの進め方を紹介します。グループ討議では、小さな事例を多数検討し、考え方を整理していきます。

講師:(一社)東京環境経営研究所 所属 シニアコンサルタント  ほか

第1部 法規制の論点整理

10:05~11:30

(1)化学物質規制法

  • REACH規則の論点
  • C-REACHK-REACH、台湾REACHTSCAの動向
  • CLP規則の論点
  • 中国、韓国、台湾、アセアンの規制法

11:35~14:00

(途中休憩1時間)

(2)成形品含有規制法 

  • RoHS(II)指令の論点
  • アジアのRoHS法の概要

第2部 リスクマネジメントの基礎と手法

14:05~14:50

(3)マネジメントシステムの概要

JIS Z 7201、GB/T 31274、ISO9001等の要求事項の整理

14:50~15:20

(4)リスクマネジメントの考え方

労安法のリスクアセスメント手法紹介

第3部 事例検討 

15:30~16:40

(5)リスクマネジメントの事例検討(グループ討議)

数十例の事例集から数例を選択し、グループ討議を行います。

(ディスカッション事例)

ハンディタイプの電動工具を海外で販売しております。委託加工している工具の刃先の製造工程で、刃の台の表面に微少ながら鉛が付着しております。答えは様々である。新たな価値観での論議をする。

16:40~17:00

まとめ

終了後

個別相談会(事前申込要)

【実践編】 12/20(水)10:00~17:30、21日(木)9:35~17:00

テーマ『統合マネジメントシステムの構築の基礎』

ねらい:本コースのゴールです。企業が対応すべき規制内容、企業経営で利用できるツールを学び、経営環境を理解できるようにします。この基礎情報を踏まえて、化学物質管理を特別視するのではなく、日常管理の一項目にするために、他社事例やケースメソッドで、他社メンバーと一緒に論議することで知識のブラッシュアップをし、自ら考えを整理できるようにします。

内容:初日はマネジメントシステムに必要な法規制の本質や論点、マネジメントシステムの統合で必要となるケムシェルパ、CEマーキング、ISO9001マネジメントシステムや試験分析などの関連の諸情報を整理して解説します。2日目は、先進企業の事例を聞き、自社の相対的な位置を把握できるようにします。演習では、ケーススタディを通して、企業が何をすべきかを講師と受講生が討議を重ねて一緒に考えていく過程で、化学物質マネジメントシステムの構築や各種実務に直結するノウハウを徹底的に身につけます。

講師:(一社)東京環境経営研究所 所属 シニアコンサルタント  ほか

 第1日    関連法規制の本質解説
10:00~10:10

オリエンテーション

10:10~11:00

1. 主要法規制の概要①
  EU REACH規則、RoHS(II)指令

11:05~11:55

2. 主要法規制の概要②
  アジア(中国、韓国、日本、台湾)、アセアンの規制法とTSCA

12:55~13:55 3. ケムシェルパの概要
  サプライチェーンマネジメントの基本
14:00~14:55

4. CEマーキングの技術文書の書き方

15:05~15:45 5. BOM(Bill of materials)の作成方法とエビデンスの決定方法
  リスクベースの考え方(応用編のまとめ)
15:50~16:30

6. フタル酸エステルなどの新規規制物質の解説

16:30~17:00

7. 製品含有化学物質管理のための分析試験の基礎知識

17:00~17:30 8.施設見学・分析機器により測定デモ
終了後 個別相談会(事前申込要)
 第2日    先行事例紹介とグループ演習
9:35~9:45 1. 昨日の振り返りと本日の予定確認
9:45~11:45
(途中休憩10分)
2. 先進企業の事例紹介
  川上、川中、川下企業3~4社からの取組事例紹介/全体討議
12:55~14:00 3. ロールプレイ(企業対応事例)

14:05~16:30
(途中休憩10分)

4. グループ演習

  • 事例検討1 事例検討の進め方の説明
  • 事例検討2 答えのない事例
16:30~16:50
(途中休憩10分)
5. グループ発表
16:50~17:00 6. 総括とクロージング
終了後 個別相談会(事前申込要)

※やむを得ない事情により、日程・内容の変更や中止をする場合があります。講義中の録音・写真撮影はお断りいたします。

お申込みはこちら

下記申込要項をご覧の上お申込下さいますようお願い申し上げます。

  • 申込締切後、受講決定者には受講票・受講料請求書等の必要書類をお送りいたします。
  • 募集人員を大幅に超えた応募があった場合は、選考させていただくことがあります。
  • 申込締切後でも、定員に余裕がある場合は申込を受付けられる場合がございますのでお問い合わせ下さい。
【個人情報の利用及び提供の制限】
  • 申込書にご記入いただいた個人情報は、当財団の事業等に関する情報の提供や参加者募集の案内等の範囲内で利用又は提供いたします。
  • 個人情報は、取り扱い目的以外に利用したり第三者に提供することはありません。

パンフレットはこちら (PDF 400KB)

主催

地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所

後援・協賛:(一部申請中)

一般社団法人東京都中小企業診断士協会 一般社団法人東京環境経営研究所 一般社団法人電気学会 公益社団法人日本化学会 一般社団法人電子情報技術産業協会 一般社団法人日本電子回路工業 一般社団法人エレクトロニクス実装学会 公益社団法人精密工学会 一般社団法人日本接着学会 公益社団法人高分子学会 公益社団法人日本材料学会 公益社団法人環境科学会 公益社団法人日本環境技術協会 日本複合材料学会 一般社団法人資源・素材学会 一般社団法人日本エネルギー学会 一般社団法人エネルギー・資源学会 公益社団法人電気化学会 一般社団法人電子情報通信学会 一般社団法人表面技術協会 一般社団法人日本自動車部品工業会 公益社団法人大田区産業振興協会 川崎商工会議所 株式会社ケイエスピー