各種光源のスペクトル測定
分光放射照度計を使用すると光のスペクトルを測定することができます。
今回は、さまざまな光のスペクトルを測定してみました。
<使用機器>
分光放射照度計 相馬光学 S-2440
![図1 8月の太陽光](/kistec-manage/wp-content/uploads/KD3PF706_001.png)
紫外から赤外まで広い範囲の光を放射していることがわかりますが、全ての波長が一定という訳ではありません。
![](https://www.kistec.jp/kistec-manage/wp-content/uploads/KD3PF706_002.png)
400nm以下の紫外域からしか光を放射していません。
![](/kistec-manage/wp-content/uploads/KD3PF706_003.png)
800nm以上の領域でも照度が低下せず、触ると熱い理由がわかります。
![](/kistec-manage/wp-content/uploads/KD3PF706_004.png)
可視域(380~780nm)の光しか発していませんので触っても熱くなりません。
![](/kistec-manage/wp-content/uploads/KD3PF706_005.png)
同じかと思っていた蛍光灯もよく調べると差があることがわかります。
注) UVランプ、白熱球、LED電球は信号強度を得るため検出器に近づけて測定しています。
750nm付近に現れる段差は検出器の切り換えに起因するものです。
蛍光灯はスペクトルの差を明確にするため最大値で規格化しています。