サイバーフィジカル生産システムと制御|対面&オンライン
-本講座は終了いたしました。今年度の開講が決まり次第こちらのページにてご案内いたします。ー
開講期間
●2023年1月 13日(金) 10:00~16:45
●2023年1月20日(金) 10:00~16:45
開催方法
対面とオンライン(ハイブリット型)による開催について
対 面:会場(海老名本部研修室)でご受講いただきます。
デモンストレーションを直にご覧いただき、
講師・担当職員と質疑・個別相談ができます。
オンライン:ZOOMを使用し、ご受講いただきます。
≫PC、スマートフォン、タブレットでもご受講いただけます。
≫ご受講書類・テキストは、お申込みいただいたご住所宛に事前にご送付いたします。
会場へのアクセスについて
神奈川県立産業技術総合研究所 海老名本部
研究棟5階 共通技術研修室
>> Map・アクセス詳細はこちら
〒243-0435 神奈川県海老名市下今泉705-1
TEL:046-236-1500(本部代表)
小田急線、相模鉄道線「海老名駅」より西口自由通路をわたり
JR相模線「海老名駅」まで約3分、JR相模線「海老名駅」から徒歩約15分
※感染症対策を実施の上で開催いたします。感染症対策の詳細はこちら
募集人員
20名(対面10名、オンライン10名)、先着順にて承ります
●申込締切 1/10(火)
対象者
* 設備・装置を製造している企業エンジニアや関係者の方。
* 設備の使用効率・生産の最適化をお考えの企業経営者の方。
* DXやCPSについて知りたい・実践したい中小企業の技術者の方
受講料(消費税込み)
区 分 | 全日程 |
---|---|
A 一般 | 28,000円 |
B KISTEC 会員 C 神奈川県内中小企業 | 22,400円 |
D C以外の神奈川県内企業 E 神奈川県内在住の個人の方 | 25,200円 |
※ 神奈川県内中⼩企業とは・・・神奈川県内に事業所があり、資本金が3億円以下または企業全体の従業員数が300名以下の企業を指します。
カリキュラム内容と日程
時 間 | 講 義 内 容 | 講 師 |
---|---|---|
1月13日(金) | ||
10:00-12:00 | DX(デジタルトランスフォーメーション)と第4次産業革命 ドイツが提唱した第4次産業革命、関連デジタルトランスフォーメーション技術を概観しながら紹介します。 さらに、これらの技術を応用したサイバーフィジカル生産システムの目指すものづくりの将来像を解説します。 | 髙橋 宏治 氏 職業能力開発総合大学校 名誉教授・特定教授 |
13:00- 15:00 | データの利活用による全体最適化のためのIoTとデジタルツイン ものづくりの全体最適化の重要性とデータとの関係について考察しながら、既に中小企業でも取り組みが進んでいるIoTによって収集したデータをいかに活用して生産システムの見える化・分析・予測・全体最適化につなげていくか解説します。 | 髙橋 宏治 氏 職業能力開発総合大学校 名誉教授・特定教授 |
15:15- 16:45 | デモンストレーション ① IoTによるデータ収集で使用されるセンサー類を紹介しながら、Pythonとラズベリーパイによるデータ収集事例のデモを行います。さらに収集したデータをいかにモニタリングし、データの特性によって注意すべき点を解説します。 | 髙橋 宏治 氏 職業能力開発総合大学校 名誉教授・特定教授 KISTEC職員 |
1月20日(金) | ||
10:00-12:00 | 自律制御のためのシステム・オブ・システムズ 既に実現された生産システムの自動制御をいかにサイバー技術を活用して自律制御へ進化させるかについて事例などを紹介します。ここで重要となるシステム・オブ・システムズの概念を理解し、個々の要素でなくシステム全体の制御について解説します。 | 髙橋 宏治 氏 職業能力開発総合大学校 名誉教授・特定教授 |
13:00- 15:00 | サイバーフィジカル生産システムによるものづくりの自律的全体最適化 時代の要請に応えるために、生産システムもマスカスタマイゼーション・変種変量生産に対応する必要性が高まり、ここで止まらない工場を構築するためにいかに故障代替・予知保全を行うかについて、サイバーフィジカル生産システムによるものづくりの自律的最適化を通して実現する方法などを解説しながら、今後を展望します。 | 髙橋 宏治 氏 職業能力開発総合大学校 名誉教授・特定教授 |
15:15- 16:45 | デモンストレーション ② デモでは、DXとして活用できるPLCとその周辺技術としてのOPC UA、フィールドネットワークの実演を行い、ここで重要となるPLCプログラミング言語の国際標準IEC 61131-3を紹介します。とりわけ、従来のラダー図よりもST(構造化テキスト)によるプログラミング手法を事例を交えて紹介します。これらはサイバーフィジカル生産システムを構築する上で重要な要素技術であります。 | 髙橋 宏治 氏 職業能力開発総合大学校 名誉教授・特定教授 KISTEC職員 |
本コースのねらい
IoTにより、各種センサーを活用して、工場などの機械設備や生産装置から多くのフィジカルデータがより簡単に収集できるようになりました。生産の各種データをさらにモニタリングし、生産状態を監視するシステムも増えつつあります。しかし、収集したデータは単純に見える化だけのために使うようであれば、コストパフォーマンスのよいやり方とはいえません。また、安いIoT機器やセンサーなどの使用で、工場などの過酷環境の元では必ずしも想定のメリットをそのまま得られるわけではなく、場合によってはより多くの出費に強いられる状況にもなりかねません。一方、生産システムの全体最適化は常に求められており、DX(デジタルトランスフォーメーション)技術の活用も期待されています。IoTで収集したデータはフィジカル空間上のものであり、これを局所的に見える化するだけでなく、サイバー空間も活用してデータを処理し、フィジカル空間(生産)にフィードバックし、生産システム全体の自律的最適化が望まれます。
DX自体もまだ定まらない中で、本コースでは、生産システムの基本である装置設備・工場単位の自動化をサイバーフィジカルシステムという視点で考えた場合、必要なDX技術を紹介し、サイバー空間上における制御の考え方を理解し、企業の技術者にこれから自分たちの持っている問題に取り組むときに必要な知識の習得を目的とします。
皆さまのご参加をお待ちしております。
Zoom推奨環境
事前にアプリのインストールをしておくと、スムーズにご受講できます。以下の事前テストURLにアクセスしてください。
— 事前テストURL(マイク、スピーカー、カメラのテストが可能です)
こちらのリンクからご確認ください。
— ご利用機器の推奨環境・通信環境確認
こちらのリンクからご確認ください。
主催
地方独立行政法人 神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)
後援・協賛(一部申請中)
(一社)日本機械学会、川崎商工会議所、株式会社ケイエスピー
-本講座は終了いたしました。今年度の開講が決まり次第こちらのページにてご案内いたします。ー
人材育成部 教育研修課 教育研修グループ
TEL:044-819-2033
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