不具合原因の分析と対応力向上セミナー|オンデマンド+オンライン+対面実演 R4

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~トラブルの無いものづくりはない~

現場で起こっている不具合・故障トラブル。
その場しのぎの対応で問題解決を先送りせず、解析を前へ進めるためのステップを実践的に学ぶ講座です。

日時

※令和5年度の講座スケジュールは近日中に公開致します(実施期間:令和4年度同様の予定、実施方法:オンデマンドまたは対面の選択制)。

令和4年 10月 1日(土)~11月2日(水) 動画(ストリーミング配信)
令和4年 11月 2日 (水) 装置実演(対面)10:00~16:00

開催方法

動画配信・オンライン・対面で開催いたします。

本講座の構成と特徴

<動画>
期間中、何度でもご視聴いただけます。
ロジカルに進める+ 証拠をもって進める 不具合・故障が発生した際に取り組むべき原因分析の具体的なステップ、そもそもの基本的な考え方や、KISTEC の紹介・活用テクニックについて動画でご説明します。
実際の分析装置による解析事例もご用意。

<個別質問会>
オンライン(zoom) 動画視聴後、ご希望の方にはオンラインで個別質問のお時間をご用意いたします(職場の方の同席可)。講師が直接、ご不明点にお答えし、分析のご相談も承ります。

<分析装置の実演>
・実際の装置で解析に携わる職員が実演を交えて解説
・1回3名の少人数制で、その場でご質問にお答えします。

 実演で解説する分析装置
 ・ 光学顕微鏡
 ・ 走査電子顕微鏡 (SEM)
 ・ フーリエ変換赤外分光光度計 (FT-IR)、 微小部蛍光X線分析装置 (XRF)
 ・ 走査型X線光電子分光分析装置 (μ-XPS)
 ・ラボツアー(上記以外の装置等紹介)

対象者

ものづくりに携わる企業の方で、たとえば、以下のような方にお勧めします。

 ・製品の不具合対応に日々悩んでいる(がどうしてよいか分からない)。
 ・不具合対応をその場しのぎとせず、品質向上の機会にしたい。
 ・問題発生時の経験を社内で蓄積し、顧客からの信頼度アップにつなげたい。
 ・最新の分析装置が、どのくらい不具合解析に役に立つかを知りたい。
 ・動画視聴、オンライン講座の受講に必要な機器(PC、カメラ、マイク、スピーカー)、インターネット通信環   境、Zoomの使用が可能な方。

 中小・ベンチャーから中堅・大手まで、職種・役職を問わず、すべての皆さまにご受講いただけます。

定員

オンラインコース(動画と質疑応答のみ):定員なし
全日程コース:定員15名 先着順にて承ります。

受講料

 動画+質問会のみ 14,000円

 動画+質問会+装置実演
  A 神奈川県外企業 32,000円
  B KISTEC パートナー団体会員 25,600円
  C 神奈川県内中小企業 25,600円
  D C以外の神奈川県内企業 28,800円
  E 神奈川県内在住の個人の方 28,800円

~受講のお誘い ~ トラブルの無いものづくりはない~

 かつて大量生産・大量消費を支えてきた製造現場の多くは海外転出に活路を求め、一方、国内で事業を継続するものづくり企業は、環境規制強化やナノレベルの微細化、IoT 活用など様々な要求に対応し、顧客に選ばれ続けることが存続の前提となっています。
 しかし、差別化・高品質の追及に行き着く先が見えないいまこそ、得意とする加工技術だけにとらわれず、一度、ものづくりのあり方自体を再構築することに成長の鍵があります。

 本セミナーは、トラブルを前にただ立ちすくんだり、その場しのぎで先送りせず、見通しを立て、現場で起こっている不具合・故障の解析をとにかく前へ進めるための実践的な学びの場として設定しました。
 問題の定量化や仮説の構築など、いくつかのステップを経て、再現試験による問題終結(ファイル・クローズ)までの過程を、具体的なイメージとして共有します。

 受講後、現場で起こるトラブルを社内と顧客の理解共有による品質向上の機会としてとらえ、ポジティブな経験の積み重ねによる社内体質の改善と対外的な信頼獲得までを見通せることを、最終的な目標とします。

 今回は、この過程を『早く、できれば安く』進めるために、KISTECのような『公設試験研究機関』を上手に活用する方法を合わせて解説します。

 トラブルの無いものづくりはありえません。不具合・故障を起点に、品質向上のプロセスを問い直すことからはじめ、製造・品質管理・営業を含めた「作り手」の考え方を変える・・・。

 将来に通用するトラブル対応の基礎固めとして、本セミナーをご活用ください。

KISTEC 事業顧問 阿久津 康久

カリキュラム日程および講義内容

<動画講義(ストリーミング配信)>動画13本

講師:阿久津 康久(KISTEC 事業顧問)、KISTEC 機械・材料技術部、川崎技術支援部

・オリエンテーション ~本セミナーの狙いと進め方~
・不具合・故障解析を進めるための基本 「 そもそも」から考える
 早く! できれば安く! とにかく前に進む!
  ~ そして 経験を財産として会社に蓄積し、地を固めるために
  1) ものづくりは品質問題と隣り合わせ「 技術が発達したのになぜ不具合が尽きないのか ?」
  2) トラブルの発生から対応への経緯 「 なぜあわてる、焦るのか? 」
  3) 不具合解析の進め方のセオリー 長年の経験から導きだされた進め方
  4) 雨降って、地固まるには! フロー(経験)をストック(蓄積)へ

・KISTECの紹介と活用テクニック

・解析事例の紹介

・不具合解析で活躍する分析装置の紹介

  1)光学顕微鏡
  2)走査電子顕微鏡(SEM)
  3)フーリエ変換赤外分光光度計(FT-IR)
  4)微小部蛍光X線分析装置(XRF)
  5)走査型X線光電子分光分析装置(μ-XPS)
  6)ショートラボツアー(KISTEC 海老名本部、溝ノ口支所)

<個別質問会>(zoom・予約制・職場の方の同席可)
  講師:阿久津 康久

<装置実演>(少人数制・所要時間 約300分)11月2日(金)10:00~16:00
  講師・指導:KISTEC 川崎技術支援部

  1) 光学顕微鏡
  2)走査電子顕微鏡(SEM)
  3) フーリエ変換赤外分光光度計(FT-IR)、微小部蛍光X線分析装置(XRF)
  4) 走査型X線光電子分光分析装置(μ-XPS)
  5)ラボツアー

人材育成部 教育研修課 教育研修グループ
TEL:044-819-2033
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