進化する高分子材料 表面・界面制御 Advanced

高分子鎖デザインがもたらすポリマーサイエンスの再創造【ハイブリッド開催】

新しいモノづくりイメージ画像

日程

令和5年2月10日(金)、13日(月)

1日単位の選択受講も承ります。

定員

20名(先着順にて承ります)

募集を締め切りました。お申し込みありがとうございました。

会場

対面受講:かながわサイエンスパーク内講義室

(川崎市高津区坂戸3-2-1)
 Map・アクセス詳細はこちら

  • JR南武線「武蔵溝ノ口」・東急田園都市線「溝の口」下車 シャトルバス 5 分
  • JR 新横浜駅より東急バス(有料)直行「溝の口駅」行き30 分 「高津中学校入口」下車徒歩3分  東急バスのアクセスはこちら

※感染症対策を実施の上で開催いたします。 感染症対策の詳細はこちら

※状況により完全オンライン開催となる場合がございます。

オンライン受講:Zoom使用

※対面開催からハイブリッド開催に変更いたしました。お申し込み時に受講方法をお選びください。

対象

  • 企業、研究機関にご所属で、新しい高分子材料の研究開発に携わる方。
  • 高分子材料を用いて高機能表面の創製を目指す方。
  • 複合加工などにより、高分子材料の新しい産業領域への展開を目指す企業の方。
  • 新素材の開発、設計業務に携わる方。

・・・メーカー・ユーザーいずれの方も承ります

受講料

区 分全日程(消費税込)
  A 一般45,000円
  B KISTEC 会員
  C 神奈川県内中小企業
36,000円
  D C以外の神奈川県内企業
  E 神奈川県内在住の個人の方
40,500円

1日受講 26,000円/日(消費税込)

カリキュラム

■基礎編■ 2023年2月10日(金)

9:00~10:00

趣旨・概論

九州⼤学⼤学院 ⼯学研究院 応⽤化学部⾨

主幹教授 ⽥中 敬⼆ 氏

10:10~11:40

高分子合成 ~基礎から精密重合まで

東京⼯業⼤学 物質理⼯学院

教授 ⽯曽根 隆 ⽒

12:30~14:00

高分子固体の表面物性の基礎

九州⼤学 ネガティブエミッションテクノロジー研究センター

特任教授 ⾼原 淳 ⽒

14:10~15:40

表面・界面の実験解析

九州⼤学⼤学院 ⼯学研究院 応⽤化学部⾨

准教授 川⼝ ⼤輔 ⽒

15:50~17:20

表面・界面のシミュレーション

九州⼤学 次世代接着技術研究センター

教授 ⼭本 智 ⽒

■応用編■ 2023年2月13日(月)

9:30~11:00

層状高分子の機能設計

慶應義塾⼤学 理⼯学部応⽤化学科

准教授 緒明 佑哉 氏

11:10~12:40

ナノ空間の高分子科学

東京⼤学⼤学院 ⼯学系研究科 応⽤化学専攻

教授 植村 卓史 氏

13:30~15:00

光駆動による可逆接着剤

国⽴研究開発法⼈産業技術総合研究所 材料・化学領域

研究グループ⻑ 秋⼭ 陽久 氏

15:10~16:40

二次元性を活かした機能設計

東京⼯業⼤学 科学技術創成研究院

教授 福島 孝典 氏

カリキュラム編成者

九州大学大学院 工学研究院 応用化学部門 主幹教授 田中 敬二

<略歴>

 九州大学大学院工学研究科 博士後期課程 応用物質化学専攻 修了後、ウィスコンシン大学マジソン校 化学科 博士研究員、九州大学助手・助教授・准教授などを経て現在に至る。
 同大学院統合新領域学府 副学府長、次世代接着技術研究センター センター長などを歴任する一方、JSTプログラムマネージャーとして大型プロジェクトを率いる。
 研究テーマは、高分子物性、界面科学。高分子界面におけるナノレベルの構造と物性を物理化学的に解明し、分子設計・合成指針の確立、高機能材料創製や高度集積化デバイス構築へと展開している。

カリキュラム編成者からのメッセージ

 高分子は金属、セラミクスと並ぶ三大材料の一つとして、私たちの生活を支えています。高分子はモノマーを重合することで得られる“ひも状の”巨大な分子で、金属やセラミクスには見られない、興味深いさまざまな物性を示します。なかでも、比強度が強く、軽量、かつ、成型加工性に優れていることは工業的に大きな魅力となっています。
 バルクと呼ばれる“巨視的な量”の高分子は、その物性や機能の理解が十分に進んでいます。一方で、昨今、Society 5.0やSDGsを達成すべくさまざまな高分子材料に期待が寄せられ、材料を薄く、また、軽くすることが望まれています。このような材料では、従来の理解を超えた物性や機能が発現し、新たな課題が顕在化してきました。この大きな原因が、表面や界面の効果だと考えられています。
 本コースでは、まず、高分子がどのような材料かを考え、その作り方を学びます。その後、高分子材料における表面や界面のエネルギー状態について概観し、使い方へと進みます。
高分子や高分子材料の理解を深めたい方はもちろん、表面や界面を生かした材料に従事する技術者・研究者の方にご参加頂くことを想定してプログラムを作成しました。皆さまのご参加をお待ちしております。

申込要領

募集を締め切りました。お申し込みありがとうございました。

  • 状況により完全オンラインに変更する可能性があります。以下の内容ご確認くださいますようお願いいたします。
    • Zoomの推奨環境(ページ下部参照)および「オンライン講座に関する規約」をご確認の上、お申込みください。「オンライン講座に関する規約」(PDF)はこちら
    • オンライン参加の場合は、PC( またはスマホ・タブレット)、インターネット通信環境(有線LAN 接続・Wi-Fi 推奨)、機器に接続可能なマイク、カメラ、スピーカーをご用意ください。(機器内蔵の場合は不要)
  • ご受講資格はお申込みをいただいた方(1申込1名)に限ります。受講者を変更される場合はご連絡ください。
  • 申込締切後、受講決定者には受講票・受講料請求書等の必要書類をお送りします。また、オンライン開催の場合は、受講日前日までにテキストおよび接続URLをお送りします。
  • 申込締切後でも、定員に余裕がある場合はお申込みを受付けられる場合がありますのでお問合せください。
  • 講義中、許可なく講義内容の一部、およびすべてを複製、転載または撮影、配布、印刷など、第三者の利用に供することを禁止します。
  • やむを得ない事情により、日程・内容等の変更や中止をする場合があります。

Zoom推奨環境

事前にアプリのインストールをしておくと、スムーズにご受講できます。以下の事前テストURLにアクセスしてください。

— 事前テストURL(マイク、スピーカー、カメラのテストが可能です)
こちらのリンクからご確認ください。

— ご利用機器の推奨環境・通信環境確認
こちらのリンクからご確認ください。

主催

(地独)神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)

後援・協賛(一部申請中)

(一社)バイオインダストリー協会、(一社)プラスチック成形加工学会、(一社)化学とマイクロ・ナノシステム学会、(一社)資源・素材学会、(一社)繊維学会、(一社)電気学会、(一社)日本合成樹脂技術協会、(一社)日本接着学会、(一社)日本繊維機械学会、(一社)日本塗料工業会、(一社)表面技術協会、(公社)応用物理学会、(公社)高分子学会、(公社)精密工学会、(公社)電気化学会、(公社)日本化学会、(公社)日本生化学会、(公社)日本表面真空学会、(公社)日本分析化学会、NPO法人機能紙研究会、セルロース学会、日本バイオマテリアル学会、日本電子材料技術協会、川崎商工会議所、株式会社ケイエスピー

お問い合わせ

人材育成部 教育研修課 教育研修グループ
TEL:044-819-2033
以下お問い合わせフォームをご利用の場合は、
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