ラボの機能を最大限に引き出す
研究室マネジメント最前線
募集を締め切りました。たくさんのお申し込みをありがとうございました。
講義日程
2023年11月27日(月) 14:00~16:00
オンライン開催
定員: 80名
先着順にて承ります
対象 本テーマにご関心をお持ちの方はどなたでもご参加いただけます。
受講料: 無料
講師
合田 圭介 氏
(ごうだ けいすけ)
東京大学 大学院理学系研究科 教授
UCLA 工学部生体工学科 非常勤教授
先端光技術を基軸に人工知能やナノテク等を融合し、生体医工学分野に活用するなど、分野横断型研究における世界のトップを走り続ける。内閣府革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)のプログラム・マネージャーや雑誌AERAの特集記事「日本を突破する100人」の一人に選出された。日本学術振興会賞、市村学術賞、日本学士院学術奨励賞、文部科学大臣表彰科学技術賞、シーボルト賞など受賞多数。
ご案内
近年、大学、研究所、企業の研究室の運営と管理の方法が急速に変化してきました。テクノロジーの進化、グローバルな競争、多様性の尊重、そして持続可能性への取り組みなど、さまざまな要因がこれを推進しています。しかし、研究室マネジメントの方法論は研究室リーダー間で共有されにくく、ブラックボックス化しています。本講演では、研究室マネジメントの現状と今後の方向性に焦点を当て、最新の戦略と実施方法を紹介します。主な内容としては、以下のトピックスを取り上げます:(1)研究室の効率的な運営と生産性の向上のためのマネジメント方法、(2)研究室の多様性と包摂性を促進するためのストラテジー、(3)研究の質と透明性を向上させるための新しいアプローチ、(4)グローバルな共同研究の形成方法。研究室のリーダーやマネージャー、さらには若手研究者や学生も対象としたこの講演で、研究環境を最適化し、持続可能で研究成果をスケールすることができる効果的な研究マネジメント論を実現するための知識とスキルを得ることができます。
先端科学技術セミナー2023開催主旨
新しい社会のありようとはどんなものでしょうか?その姿とそれを描き出す術が地域社会でも模索されています。持続可能性、脱炭素、健康長寿、平等性、多様性・・・キーワードも出揃って、目指すところは「フラット化」でしょうか。さてではその実現に向けて開発が進むテクノロジーの方はどうなんでしょう?果たして誰もがひとしなみにその恩恵を享受できるものになっていくのでしょうか?
デジタルテクノロジーの進化が、さまざまな場面で「時短」を可能にしています。それはあたかも時間の流れ自体を加速させるかのように認識を変えて行きます。そして研究者自身もまた、かつて考えられなかったほど短い時間で研究・開発を行うことが可能になったと実感しています。そのことは、研究に着手してから成果創出に至るまでのサイクルが短くなり、「超えられなかったハードル」を軽々と飛び越え、世に新たな知見をもたらすことが早くできるようになる一方、次に取り組むべき研究テーマも見つけ出さなければならなくなったことを意味しています。
テクノロジーは「できる」の領域を広げていきます。「できる」はどこへ、何を目指して拡張していくのでしょうか?
本セミナーシリーズで、講師の方々とともにさまざまな視点から探っていきます。
人材育成部 教育研修課 教育研修グループ
TEL:044-819-2033
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