Innovation Hub (溝の口)

KISTEC Innovation Hubは、KISTECや連携機関で得られた研究・業務成果をご紹介し、研究者・技術者等の交流・技術連携の場として、企業の新製品開発、技術力の高度化・研究開発力の向上につなげていただくために開催させていただくものです。KISTEC Innovation Hub(溝の口)はWEB開催として主に研究プロジェクトの研究成果を動画や資料でご紹介いたします。

概要

開催期間: 令和3年3月3日(水)~3月17日(水)(2週間限定公開)
応募締切: 令和3年3月17日(参加登録制)
参  加  費: 無料

 

主催

地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所

後援

神奈川県、神奈川県R&D推進協議会、川崎市、(株)ケイエスピー

プログラム

詳細、参加のお申し込みは各フォーラムのタイトルをクリックしてください。
フォーラム名 講師 発表形式
プロジェクト研究 終了報告会 ■【実用化実証事業】高効率燃料電池開発グループ
山口 猛央 (グループリーダー)
 固体高分子形燃料電池の更なる普及には、低コスト、高耐久化、高出力化が求められています。当研究グループでは、燃料電池にとって真に必要な材料機能をシステム的に設計し、新しい膜と触媒の開発に取り組んでいます。
 貴金属の使用量を低減するとともに、温度・湿度等の環境に依らず高効率を維持する燃料電池を実現し、エネルギー資源を大切に使う社会を目指します。

■【有望シーズ展開事業】革新的高信頼性セラミックス創製プロジェクト
多々見 純一 (プロジェクトリーダー)
 低炭素社会の実現に大きく貢献する革新的な高信頼性エコマテリアルの創製、および、その社会実装を目指した応用展開を行うことを目的としています。
 具体的には、(1)高機能性・高信頼性材料の開発(透明蛍光セラミックスバルク体)と(2)材料の高信頼性化のための評価法開発(マイクロカンチレバー試験/光コヒーレンストモグラフィー観察)を行っています。

■【有望シーズ展開事業】腸内細菌叢プロジェクト解析ツール開発グループ
大野 博司 (プロジェクトリーダー(兼)解析ツール開発グループリーダー)
 腸内細菌叢を含む腸内環境全体の乱れが、腸管関連疾患のみならず、糖尿病などの生活習慣病やアレルギーなどの全身性疾患にも繋がることが報告されています。本プロジェクトでは腸内環境の適切な制御に基づく疾患の予防・治療法の確立を目指します。
また解析ツール開発グループでは、臨床情報、腸内細菌叢、代謝物の情報などの統合データベースを作成し、被験者ごとに目的の情報を表示できるインタフェース開発を行っています。

オンデマンド型 *2
戦略的研究シーズ育成事業 活動紹介 ■(2020年度開始)光操作に基づく医療技術の創出
佐藤 守俊 (東京大学大学院 総合文化研究科)
 本研究では、生体の中に入った医薬品の働きを光で、特に、生体組織の透過性が極めて高い近赤外光で、自由自在に操作するための、一般性・汎用性の高い基盤技術を開発します。これにより、光照射による遺伝子治療やガン治療等の革新的な医療技術の実現を目指します。

■(2020年度開始)貴金属フリー新規触媒技術の開発
砂田 祐輔 (東京大学 生産技術研究所)
 本研究では、研究代表者らがこれまでに開発してきた、鉄などの普遍金属のみを用いた触媒合成技術を基に、貴金属を用いない新触媒を開発します。開発した触媒を、貴金属フリーな化成品合成やエネルギー活用技術へと展開し、貴金属に依存しない社会の構築に貢献することを目指します。

■(2020年度開始)超高空間分解を実現するナノカーボン光分析装置
牧 英之 (慶應義塾大学 理工学部)
 本研究では、ナノカーボン材料のナノ構造に注目し、従来の光分析での空間分解能の壁を打ち破る、全く新しい高空間分解能の光分析装置を開発します。このような装置の実現により、従来の装置では困難であった微小領域の分析や高分解能のイメージング装置の開発が可能となり、化学、物理、材料、バイオ領域など幅広い分野で利用可能な新しい光分析技術を提供します。

■(2021年度開始)光技術を用いた超広帯域テラヘルツオシロスコープの開発
片山 郁文 (横浜国立大学 教授)
 本研究では、超短パルスレーザーやファイバーなどの光技術を活用することによって、テラヘルツ(THz)領域(1秒間に1兆回振動する電磁波)の電場波形を簡便、かつ高速に検出する技術を開発し、従来技術では到達できない広帯域のテラヘルツオシロスコープの開発を目指します。技術によって、テラヘルツデバイスの応用範囲を拡大し、産業の振興に貢献することを目指します。

■(2021年度開始)ゲノム構築技術による創薬研究基盤の開発
相澤 康則 (東京工業大学 准教授)
 本研究では、昨年ノーベル化学賞を受賞したクリスパー・キャス9技術(ゲノムDNAの任意の配列部位だけを改変できる技術)を基盤として研究代表者らが培ってきたゲノム構築技術を用い、様々な疾患に特有のゲノム変異をもつiPS細胞を創出して発症機構の解明、治療薬の探索、治療技術の開発を可能とする技術基盤の開発を進めるとともに、新型コロナウイルスに対する創薬基盤の確立も目指します。

■(2021年度開始)化学ボロフェンによるフレキシブル素子の開発
神戸 徹也 (東京工業大学 助教)
 本研究ではボロフェン骨格を持つ安定なホウ素原子層シートを化学原料から液相で合成できる「化学ボロフェン」を開拓します。この化学ボロフェンの安価で簡便な合成手法を確立し、化学修飾や元素置換により機能化を推し進めることで、既存材料では発現できない新しい二次元素子材料の開拓を目指します。

電子資料活用型 *3
プロジェクト研究 活動紹介 ■【有望シーズ展開事業】腸内細菌叢プロジェクト腸内環境制御グループ
福田 真嗣 (腸内環境制御グループリーダー)
 本グループでは、難培養性腸内細菌の培養技術の開発や、健康や疾患に関わる腸内細菌に対する特異的抗体を作製することで、腸内環境を適切に制御する新たな健康維持、疾患予防・治療基盤技術の創出を目指します。
研究の推進により、腸内環境を標的とした創薬やサプリメント、機能性食品といった、新たな医療・ヘルスケア産業の創出が期待されます。

■【有望シーズ展開事業】貼るだけ人工膵臓プロジェクト(★2021年2月19日 RINK FESTIVAL2021資料の再掲載)
松元 亮 (プロジェクトリーダー)
 糖尿病に対するインスリン治療においては、長期的な血糖管理、低血糖の回避、患者に及ぼす身体的・心理的負担などの多くの課題(アンメットメディカルニーズ)があります。本プロジェクトでは、これらの課題解決に貢献する技術として、生体由来材料や機械を一切用いない水溶性高分子ゲルによる自律型のインスリン供給機構とマイクロニードルパッチを融合することによる「貼るだけ人工膵臓」の開発に取り組んでいます。

■【有望シーズ展開事業】次世代機能性酸化物材料プロジェクト
東 正樹 (プロジェクトリーダー)
 本プロジェクトでは、これまでに培った革新的な環境調和機能性材料に関する技術的シーズをさらに発展させ、巨大負熱膨張材料の産業化と樹脂複合体による熱膨張制御技術の確立と普及、強誘電強磁性体を用いた超低消費電力磁気メモリの実現、非鉛圧電体・反強誘電体の開発、の3つの目標に向かって研究を展開していきます。

■【有望シーズ展開事業】再生毛髪の大量調製革新技術開発プロジェクト(★2021年2月19日 RINK FESTIVAL2021資料の再掲載)
福田 淳二 (プロジェクトリーダー)
 毛髪再生医療は、従来の植毛治療では難しいと考えられていた「毛髪の総本数の増加」を可能とする画期的な治療法です。本プロジェクトでは、毛髪再生医療に必要な「細胞の増殖」「移植組織の作製」「精密移植」という3つの技術の確立と、ヒト細胞を用いた概念実証の達成により、毛髪再生医療の実現を目指します。

■【実用化実証事業】人工細胞膜システムグループ
竹内 昌治 (グループリーダー)
 本グループでは、将来の新薬開発の加速と病因究明に役立つ技術を生み出すため、細胞表面の細胞膜において細胞内外への物質・エネルギー・情報の伝達というとても大切な役割を担っている膜タンパク質の機能を、現在用いられている手法よりも高速に解析できるマイクロチップの研究・開発に取り組んでいます。さ らに、膜タンパク質の機能を利用した細胞膜センサの研究・開発も進めています。

■【実用化実証事業】次世代医療福祉ロボットグループ
下野 誠通 (グループリーダー)
 本グループでは、人とロボットとの身体的な接触に必要な優しく柔らかな動作を実現するため、力触覚(ハプティック)技術実装に適する新たなアクチュエータ技術の開発に加え、力触覚基盤技術、モータ制御技術および生活支援応用技術を結集し、超高齢社会に必要とされる医療・福祉・介護を支援する実用的な次世代支援ロボットの開発を行います。

■【国際評価技術サービス提供事業】食品機能性評価グループ
阿部 啓子 (グループリーダー)
 ますます進む高齢化や様々なストレスに晒される現代社会において、心身ともに健康で豊かな生活を維持することが求められています。本グループでは、神奈川県内の企業や公設試験研究機関と連携を図りながら、ニュートリゲノミクス(栄養遺伝子科学)を用いた科学的根拠に基づいて、未病の状態からより健康的な状態へ近づけていくための食品や化粧品等の機能性評価を行う国際評価機関の構築を目指します。

電子資料活用型 *3
光触媒技術の展開と評価法開発 ■【国際評価技術サービス提供事業】光触媒材料のJIS試験サービス等について(川崎技術支援部)
落合 剛 (主任研究員)
 光触媒製品の開発プロセスにおいては、製品に組み込む際の設計や、使用対象によっては、期待した効果が得られないこともあります。
川崎技術支援部では、JIS性能評価だけではなく、光触媒の「弱点」をふまえた適材適所の活用を支援するため、企業等からのご相談に応じてテーラーメイドの性能評価をご提案しています。

■【国際評価技術サービス提供事業】抗菌・抗ウイルス性能評価サービスについて(光触媒グループ抗菌・抗ウイルス研究グループ)
石黒 斉 (サブリーダー(兼)主任研究員)
 本グループでは、光触媒反応を利用した様々な製品の抗菌・抗ウイルス性能評価方法の開発、紫外光または可視光応答型光触媒による抗菌効果及び抗ウイルス効果に関するJIS規格やISO規格の制定、より実環境に近い条件で抗菌性能を評価する方法の開発等を行ってきました。また、企業が開発した光触媒加工製品・光触媒以外の抗菌・抗ウイルス製品についても、性能評価試験をおこない、製品開発の一助となるよう努めています。

電子資料活用型 *3

*1)ライブ配信型:開催日時に映像と音声をリアルタイムに配信します。

*2)オンデマンド型:録画映像を期間限定で配信します。

*3)電子資料活用型:期間限定でフォーラム資料を掲載します。