人工細胞膜システムグループ研究員らが執筆した論文が、WileyのSmall誌に掲載されました!
人工細胞膜システムグループ研究員らが執筆した論文が、Small誌に掲載されました。
掲載概要
- 掲載誌:Small(22 October 2025, e07903)
- 論文タイトル:Shape-Encoded Hydrogel Sensor Particles Enable Multiplex Odorant Detection Through Deep-learning Classification(外部の論文掲載サイトへリンクします)
- 著者: Sho Takamori, Taisei Kawakami, Tomoko Ohnishi, Hisatoshi Mimura, Toshihisa Osaki, Norihisa Miki, Shoji Takeuchi
- 研究成果のポイント:
- 生物が持つ匂い物質受容体(嗅覚受容体)は、高い感度と選択性を有しており、これを利用した匂いセンサの開発が期待されています。
- 本研究では、嗅覚受容体を発現させた細胞を用い、特定の匂い物質が吸着すると緑色蛍光を発するセンサ細胞を組み込んだ匂いセンサ粒子を作製しました。さらに、異なる匂い応答性を示すセンサ粒子を自動識別するための深層学習解析スキームを構築しました。具体的には、センサ細胞を内封したハイドロゲルを特定の形状に整形し、粒子の形状を畳み込みニューラルネットワーク(CNN)に学習させることで、混合サンプル中のセンサ粒子を自動的に識別・分類する手法を開発しました。
- この解析スキームを、匂いセンサ粒子混合サンプルの経時蛍光画像データに適用した結果、粒子形状の高精度識別と、それぞれの粒子における蛍光応答の自動解析に成功しました。
- 本研究で構築した深層学習ベースの解析手法は、小型・携帯型の匂いセンサシステムへの応用が期待されます。
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