人工細胞膜システムグループ研究員らの執筆論文、今度はアメリカ化学会誌に掲載!

人工細胞膜システムグループ研究員らが執筆した論文が、アメリカ化学会 The Journal of Physical Chemistry B誌に掲載されました。

掲載概要

  • 掲載誌:The Journal of Physical Chemistry B(November 27, 2025 Volume 129, Issue 47, 12179-12185)
  • 論文タイトル:Intercalant Aggregation Promotes Nanoscopic Depletion in Droplet Interface Bilayers(外部の論文掲載サイトへリンクします)
  • 著者:  Caroline Scott, Toshihisa Osaki, Shoji Takeuchi, Sunghee Lee
  • 研究成果のポイント:
    • 脂質二重膜は細胞の「膜」を構成する重要な構造であり、膜内部のすき間(自由体積)は流動性や物質の通りやすさなどの性質を決め、細胞の働きに大きく影響する。
    • 本研究では、この膜のすき間に入り込む疎水性分子(Intercalant)が膜の厚さにどのような影響を与えるかを調べた。
    • 本研究でも、長鎖の炭化水素分子は膜から排除され、短鎖の炭化水素ほど膜内にとどまり膜を厚くするという従来の研究報告を再現できた。
    • 一方で、ナフタレンなど結晶化しやすい分子は膜内で集まりやすく、その凝集が膜からの排除と膜の薄化を引き起こすことを明らかにした。
    • これらの知見は、細胞膜の理解を深めるだけでなく、細胞膜モデルの設計にも貢献すると考える。

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