進化を遂げるμ-TAS~lab-on-a-chip organ-on-a-chip~【オンライン】R2

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日時

令和2年 1216(水) ~ 18(金) 全日程 日間

※各日10:00~17:15

開催方法

オンラインで開催いたします。

ZOOMを利用したオンライン講座です。対象者、受講要項をご確認の上、お申込みください。
※オンライン受講に関するご不明点がございましたら、お気軽にご相談ください。

  • PC、スマートフォン、タブレットでもご受講いただけます。
  • ご受講書類・テキストはお申込みいただいたご住所宛に事前に郵送いたします。
  • 通信環境により、一部が視聴いただけなかった場合、後日見逃し配信のご案内を検討しております。

対象者

企業、研究機関に所属し、以下の技術や事業の開発に携わる方。

  • 超小型センサー、バイオチップ
  • 創薬スクリーニング、細胞医療研究
  • エレクトロニクスデバイスの設計、開発、製造、実装
  • 半導体関連技術、精密微細加工
  • 検査・化学分析等(食品、畜産関係など)
  • 紙、繊維、ポリマーなどの新素材開発とその用途探索
  • オンライン講座の受講に必要な機器(PC、カメラ、マイク、スピーカー)、インターネット通信環境、Zoomの使用が可能な方。

定員

20 先着順にて承ります。

カリキュラム編成者

渡慶次  学 (北海道大学 大学院工学研究院 教授/博士(工学))

受講料

受講料区分 全日程

全日程

(3日間)

一般 A 神奈川県外企業 58,000
KISTECパートナー
及び神奈川県関係割引

B KISTEC パートナー団体会員

C 神奈川県内中小企業*

46,400

D C以外の神奈川県内企業

52,200

E 神奈川県内在住の個人の方

1日選択受講 21,000円

*神奈川県内中小企業とは・・・事業所が神奈川県内にあり、資本金が3億円以下、または、企業全体の従業員が300人以下である企業を指します。
*パートナー会員についてはこちらをご覧ください

カリキュラム日程 および 講義内容

12/16
(水)
開発の現状と課題/新機能デバイス

10:00
~12:00

μ-TASはどこまで進んだか-”実用化”は何を目指すか?

1990年代後半にスタートしたmicro-TAS研究は、20年の間に次々と斬新な用途や方法論が開拓され、当初の予想をはるかに凌ぐ広がりを見せています。本講義ではまず、micro-TASの大きな流れを把握し、micro-TASのいまとこれからを俯瞰します。併せて、現在取り組んでいるドラッグデリバリー応用やオンサイト分析、 POCT分析について紹介します。

北海道大学大学院
工学研究院
教授 渡慶次 学

13:00
~15:00

ナノフルイディクス

細胞一個、分子一つの機能や動きを測りたい。そのためにはチップデバイスの内部構造をさらに微細化し、物質の検出感度を濃度Mから可算個分子へと変格するとともに、lab-on-a-chipの扱う領域をナノの世界に広げる必要が生じます。ナノフルイディクスは分析デバイスの極限を実現するツールとして、現在大きく進展しようとしています。これらナノフルイディクスの技術と極限デバイス応用について紹介します。

東京大学大学院
工学系研究科
准教授 馬渡 和真

15:15
~17:15

ナノワイヤ架橋3次元チップによるエクソソーム解析

ナノデバイスとは、微細流路内にナノ空間を作り込んであるデバイスです。また、リキッドバイオプシー、特に、エクソソームを使ったリキッドバイオプシーは体液を使った非侵襲疾病診断法として、近年注目を集めています。ナノデバイスを使ったリキッドバイオプシー、さらには、ナノデバイスと機械学習解析技術を組み合わせた高特異度・高感度なリキッドバイオプシーを紹介します。

名古屋大学大学院
工学研究科
准教授 安井 隆雄

12/17
(木)

新機能lab-on-a-chipと実用化の事例

10:00
~12:00

マイクロフルイディクスを用いた超微粒子作製技術

マイクロ流体デバイスをリアクタとして使い、液滴や超微粒子を作製する技術をご紹介します。デバイス内部にピラー等をうまく配置することによってろ過機能を持たせ、ごく簡単な操作で、ポリマーや細胞、粒径のそろった液滴を分離・作製することが可能です。医療やバイオ分野、高分子材料開発等に役立てることができる実用的な技術です。

東京工業大学
科学技術創成研究院
未来産業技術研究所
准教授 西迫 貴志

13:00
~15:00

ペーパーマイクロフルイディクス

チップの素材に「紙」を用い、インクジェットプリント技術を使って作製できる「ペーパーマイクロ流体分析デバイス」をご紹介します。高精度の検出が可能でありながら、デバイスの作製、測定、検出に加え、使用後の廃棄も簡便に行えることから、グローバルヘルスケアの重要なツールとして世界が期待を寄せる技術の開発動向、今後の課題について解説します。

慶應義塾大学
理工学部
教授
ダニエル・チッテリオ

15:15
~17:15

IoT端末への展開~水質の遠隔逐次計測~

生活環境において、無駄なく、効率的に水を利用していくためには、現場での継続的な水質監視が有効です。そのため化学分析の機能を流体デバイスとして集約し、屋外での使用に耐える頑強さと性能を備えた水質計測システムの実現を目指しています。農業分野への応用可能性についても紹介します。

東京大学大学院
工学系研究科
教授 三宅 亮

 12/18
(金)
生体機能の再現/organ-on-a-chip
10:00
~12:00

マイクロ・ナノ工学による生体システム再構築への挑戦

生体模倣システム(Microphysiological Systems; MPS)」は、生理現象・病理現象を生体外にて再現し、その作用メカニズムを解明するために非常に重要なツールとなります。本セミナーでは、マイクロ・ナノ工学を駆使して細胞を取り巻く環境を時空間的に制御し、従来の細胞生物学的実験では困難であった組織機能発現法を開発と、そのMPSへの応用について紹介します。

京都大学
高等研究院
准教授 亀井 謙一郎

13:00
~15:00

細胞培養マイクロデバイスと毛髪再生医療

微細加工や電気化学的手法を用いた細胞培養デバイスについて解説します。特に、幅広い層からのニーズが想定される毛髪の再生医療の開発状況や厚みのある組織作製のための血管構造の導入技術などについて解説し、実用化に向けた課題を探ります。

横浜国立大学
理工学部
教授/KISTEC研究プロジェクトリーダー
福田 淳二

15:15
~17:15

圧力駆動型Microphysiological Systems の開発

複数の臓器機能をチップ上に連結させ、薬物動態スクリーニングなどに応用できる生体模倣デバイス(Microphysiological Systems, MPS)の研究、開発動向をご紹介します。特に、生体内循環システムを模して独自に開発した圧力駆動型灌流・循環培養システムにより、容易にスループットを向上させられるMPSのメリットや、実用化への課題解決に向けて、流体力学、材料化学、製造技術、細胞生物学など多様な領域の知見が必要とされる状況について解説します。

研究開発法人産業技術総合研究所
創薬基盤研究部門
上級主任研究員
杉浦 慎治

~カリキュラム編成者からのメッセージ~

 μ-TAS: micro-Total Analysis Systemsの研究が国内で本格化してからおよそ二十年、いま、この分野の研究は、その担い手とともに「セカンドステージ」へ移ろうとしています。超微量物質の検出を得意とするlab-on-a-chipの高精度化は一分子計測にまで至ろうとし、チップ上に細胞組織を「再現」「成長」させて、バイオ・医療分野への応用展開を試みる”organ-on-a-chip”は急速に進化しています。


 デバイス作製技術も多様化してきました。ガラスやプラスチックの薄板上に、半導体製造技術を使って微細な加工を施す方法は主流を占めつつも、紙と印刷技術でより簡便に作り、使える新しいデバイスや、電気化学的手法を駆使し、電源まで搭載した3次元構造造を有するセンサチップなどの開発が進みます。


 本講座では、研究動向や開発の現状を理解した後、organ-on-a-chipの最先端事例をご紹介します。さらに、高機能化、高精度検出の進むlab-on-a-chipで何ができるのか、解説します。「実用」に適うμ-TASとはいったいどんなものなのか、どちらの方向を目指して開発を進めていくべきか?この講座がみなさんとともに考える機会となれば幸いです。

北海道大学 大学院工学研究院 教授 渡慶次  学

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  • 申込締切後、受講決定者には受講票・受講料請求書等の必要書類をお送りします。また、受講日前日までにテキストをお送りします。
  • 申込締切後でも、定員に余裕がある場合はお申込みを受付けられる場合がありますのでお問合せください。
  • 全日程出席者には「修了証」を送付いたします。
  • 講義中、許可なく講義内容の一部、およびすべてを複製、転載または撮影、配布、印刷など、第三者の利用に供することを禁止します
  • やむを得ない事情により、日程・内容等の変更や中止をする場合があります。
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主催

地方独立行政法人 神奈川県立産業技術総合研究所

人材育成部 教育研修課 教育研修グループ
TEL : 044-819-2033 FAX : 044-819-2097

E-mail:ed@newkast.or.jp

共催

(一社)化学とマイクロ・ナノシステム学会

後援・協賛(一部申請中)

(公社)日本分析化学会(一社)日本分析機器工業会(一社)日本機械学会 (公社)精密工学会 (公社)日本材料学会 
(一社)資源・素材学会(公社)応用物理学会 (公社)高分子学会 (一社)電気学会 (公社)電気化学会 (一社)表面技術協会
(公社)日本表面真空学会 (公社)応用物理学会 (一社)繊維学会  NPO法人機能紙研究会  (一社)日本印刷学会 
(一社)エレクトロニクス実装学会 (一社)電子情報技術産業協会 (一社)日本電子回路工業会 日本電子材料技術協会
(一社)色材協会 (一社)触媒学会(公社)化学工学会  川崎商工会議所 (株)ケイエスピー